はじめに
動機 〜 まなびてときにこれをならふ 〜 と経緯
- 普段からプロジェクトマネージャーっぽいことや開発チームリーダーっぽいことをやっているのだけれど、とあるプロジェクトがとてもスムースにおわって、ほんのりとした空き時間ができた。
- 最近お仕事で関係があったりなかったりするスクラムマスターさんと共通の言語をもったほうがいい時期に来ている気がするぞと日頃から感じてた
- 「認定スクラムマスター(CSM)」でぐぐると、とりあえず資格取得に30万円くらいかかるとでてきた(きちんとは調べていない)。お小遣いから捻出するにはちょいとお高い、資格取得者さんリスペクト。
- ふとPMBOKってのを20年ほどまえに元祖ウォーターフォールで通過儀礼した(当時は資格取得とか考えがいたっていなかった)のを思い出し、検索すると「2021年版からアジャイルに対応した!」とか表示された
- なんとMBOKに関するPMP資格ってのがあり、こっちの方がCSMよりリーズナブルに取得できそうだった。それでも受験料や研修費に 〜20万円くらいかかりそうとのこと。これもちょいと高い。
- IPAのプロジェクトマネージャ試験ってのが別途あるのは知ってたけど、こちらは年に1回。10月タイミングあわず。
- あれこれ調べるとあれこれしたらPMPは英語版教材なら 〜10万円くらいでクリアできそうなことがわかる。
- その時、ちょうど英語版の 35時間講座 12,800円くらいのが Udemy で → 1,600円セールしていた。
- 安っ!中身ちょっとみるだけでもいいかな?くらいの勢いでポチってみた
- あとで知ったのだけど、Udemy って毎月セールしてるみたいね。すごい。こういう勢い大事。感謝。
- 自動翻訳字幕つけられるから、英語力低めなわたくしでも、動画講座を理解できなくはないことがわかった。
- なお日本語での同様の35時間オンライン講座は、おおむね 7〜10万円だった。
- PMPのがCSMより上位資格という見解もあるらしい(諸説ありそうだしマサカリ飛んできそう)。てことで安くて上位で 1,600円のコースもポチっちゃったし、こっちに挑戦かな?と決定。
- 試験情報を提供してくださったり試験料も割日にになったりする PMI 年会費も放送大学学割マジックでめちゃ安くなることもわかった。 \$139 → \$32.00/年
-
日本支部会費も学割 感謝 \$50 → \$10/年
- でもこれは試験対策という観点からは結果的に入会しなくてよかったかもしれない
- 試験準備用の特典が PMBOK などの日本語版PDFダウンロードだったのだけどPDFパスワードがかかってて、つど読む時に解除するのが面倒だったので、ほとんど参照しなかった
- 試験準備でなく今後の活動でコミュニティで勉強するというメリットはあるとおもうので無駄ということではない
- 問題集は \$49 Study hall (無印・ Plus プランじゃないほう) にしてみた
- 試験料は \$405 (PMI会員割引) だった
学習方法
- Udemy の英語の35時間を自動翻訳字幕つきで、とりあえず見るというか聴くというか
- PMBOK 日本語版やプロセスガイド日本語版を読もうかと思ったけど PDF のパスワードが面倒だったので読まな (ry
- Study hall の練習問題と模擬試験だけうけてみた。約2周。700問とか180問とかあって、1問あたり数十秒として、けっこうかかる。10時間くらいかかる。
- これも英語設問だったのを、Google ブラウザ翻訳 にたよった
- へんな和訳も頻発するけどけど、まぁ、なんとか・・・
- Interest を関心としてほしいところが利益でだったり、Power を権力として欲しいところが電力になったり
- 受験した。日本語出題で。
- ぎりぎりうかった。出題も一部ヘンテコな和訳な感じがしないでもなかった
まとめ
かかった時間
2月半ばに思い立って調べ始めてから、現在3月下旬。
かかった期間は1ヶ月ちょっとだった。
- 事前調査 1時間
- 申請用の業務経歴作成 1時間 (英作文だしちょっと大変。ここも翻訳ツール大活躍)
- 35時間の通信講座(聞き流したかちゃんと観て学んだかはご想像におまかせします)
- 試験問題集 15時間(くらいだとおもう)
- 試験 約3時間 (時間制限は4時間くらいだけど 3時間くらいで切り上げた)
トータル 55時間くらいかな。
ゆっくりじっくりとのほうが本当の学びになるような気もするので、それが本質的には良いと思うのだけど、個人的に学習分野においては継続が苦手で、期間をかけると仕事の忙しさを理由に途中で挫折する可能性がとても高いので、毎日3〜4時間とかの配分で約2週間の集中型にした。
またPMP試験は本当によくできていて、実務経験がかなり役立つ内容だった。日本語訳はたしかにかなりあやふやで、悩ましいところが多いけど、100点満点を目指さず「和訳が怪しいのは半分正解していればいいや」くらいの心持ちでどんどん次の設問へすすめるのがストレスがなかった。180問で4時間もかける長い試験なので、変な和訳に名残を残しながら進めるのは、その後の回答への判断力も鈍らせるような気がするので、あまり良くないと思う。
反省点というか
試験日の予約をもっとスムースにできていたら時短できたかもしれない
- PMIのマイページに試験の申し込みリンクがあったので、そこから申し込んだのだけど 月に2回しか試験日がなかったので待つターンが長かった。
- 別では資格試験御用達のピアソンVUEもPMP資格試験に対応していたらしく、そっちならもしかしたら毎日のように試験日設定されているんじゃないかしら(しらんけど)と思う。たぶんそっちのがスムースなんじゃないかな。
かかったコスト
1800円 + (\$32 + \$10 + \$405 + \$42 = \$489) x 150 = 1800 + 73350 = 75,150円
安くまとめたつもりが、、、円安、、、つら \$1 = 150円 orz. それなりにかかってた。
おまけ
- Qiita の markdown で 「\$」 を表示しようと思った時は 「\\\\\$」と2回エスケープすること。
- 各所へのリンクがあったほうが親切ですよね。あとでいろいろつける。。。かも
- なにかおもしろそうなプロジェクトあったら、お声がけくださいませ
もひとつおまけ
- なんと有効期限が3年の資格のようでした
- 認定証明が送られてくるまで知らなかった < ちゃんと調べろオレ
- トレンドが移り変わりの速い分野でもあるので(トラディショナルなウォーターフォールは数十年変わらない気もしつつ)、有効期限があるほうが信頼できるといえば信頼できますね
- 胴元さんは、、、更新制度があるほうが儲か、、、げふんげふん