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MySQLの基本的なコマンドについて(No.1)

Last updated at Posted at 2020-11-28

備忘録

内容は以下の通り

  • バージョン確認
  • データベース(以下DB)作成 ・削除
  • テーブル作成・削除

##バージョン確認

サーバサイド言語でMySQLを利用する場合、バージョンを指定することがよくある
そして、どのバージョンをインストールしたかをよく忘れるので、覚えておくと便利なコマンド

ログイン前と後でコマンドが変わる(どちらも結果はほとんど同じ)

ログイン前

$ mysql --version

ログイン後

mysql> select version();

MySQL(他のDBでもそうだが)ではDBを作成し、その中にテーブルを作成して、データを管理する。
アプリケーションは複数のテーブルを用い、データを管理し、その複数のテーブルをまとめて管理する単位をDBと呼ぶ。

##DB作成
まずはDBにログインする

$ mysql -u root -p

上記はrootユーザでログインするコマンド
パスワードを求められるので入力(rootユーザはデフォルトで作成されている)

DBを作成する

mysql> CREATE DATABASE DB名 default character set utf8;

日本語のデータを扱う場合は
default character set utf8
を必ず記述する(ここは日本なので思考停止でDB作成時に入力する)
全角と半角はどちらでも構わないが末尾には;を必ず入力する(SQLの終端記号)

DB一覧を表示

mysql> show databases;

複数のアプリを作るとDBも複数作っていくので、このコマンドで一覧を表示して確認する。
また、DBを作成した後に、正しく作成されているかの確認の意味でも一覧表示してみる。(一覧表示なので複数形になっている点に注意)

DBの削除
間違ってDBを作成してしまった場合の対処方法

mysql> DROP DATABASE DB名;

※確認無しに即削除になるので、テーブルを作成したデータベースを削除する際は最新の注意を払うこと。

##テーブルの作成
テーブルはDBの中に作成するので、以下の手順で作成する。

  1. DBの選択
  2. テーブルの作成
  3. テーブル一覧の出力(確認のため)
  4. テーブルの定義情報を出力

データベースの選択

mysql> USE DB名

このコマンドでDBを選択して、次のコマンドでこのDBの中にテーブルを作成する。

テーブル作成

mysql> CREATE TABLE DB名.テーブル名(
        カラム名1 データ型 制約,
        カラム名2 データ型 制約,
       );

DB名と制約は省略可です。
ファイルにSQLコードを記述して、まとめてSQLを実行する場合、DB名を選択できないので、DB名を省略するとエラーになってしまう。
故に、基本的にDB名は記述する癖をつけておいたほうが間違いがない。

例えば、次のようなテーブルを仮定して実行してみる

テーブル名:user

id name age created_at
整数型 文字型 整数型 タイムスタンプ
主キー null禁止 null禁止 null禁止
自動連番 最大100文字
mysql> CREATE TABLE DB名.user(
          id int auto_increment not null primary key,  
          name varchar(100) not null,
          age int not null,
          created_at timestamp not null 
          current_timestamp
       );

主キーとなるidはレコード追加時に自動で採番すると便利なので、オートインクリメントにしておく
タイムスタンプとはレコード追加日時を記録するためのデータ型

テーブル一覧の出力
作成したテーブルを一覧として出力するコマンド

mysql> show tables;

DB一覧の出力と同様に複数形になっている点に注意

テーブルの定義情報を出力
カラム名やデータ型、制約を確認することはよくあるため、覚えておくと便利

mysql> describe テーブル名

ディスクリブが説明という意味なので覚えやすい

テーブルの削除
テーブル定義を間違えた場合、作り直すがその際に実行するコマンド

mysql> DROP DB名.テーブル名

おしまい

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