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LINEボットアプリを開発・運用するにあたっての事前調査メモ

Last updated at Posted at 2019-08-30

【1】 LINEボットアプリを運用するために、LINEに対して発生する費用に関して

  • 開発〜試験運用までは、 LINEへ課金なし で進行可能.
  • 試験運用が終了して、本格的に運用となった場合、以下3つのプランのいずれかでリリース可能.
    1. Freeプラン: 0円/月
    2. Basicプラン: 5,400円/月
    3. Proプラン: 32,400円/月
      • もちろん、安いプランほど、機能制限が多い.
      • 以下の「MessagingAPIで利用できる料金プラン」の詳細に記載.
  • 機能制限で、個人的に1番のネックだと感じたのは、 メッセージ配信の制限
    1. Freeプラン: 1,000通 まで無料
    2. Basicプラン: 5,000人 以内はメッセージ数無制限で無料
    3. Proプラン: 100,000人 以内はメッセージ数無制限で無料
  • より多くの人にメッセージ配信を行っていくためには、Proプランの契約が必須.

【2】 LINEボットアプリの開発工数に関して

  • 要件によって変動はするが、 だいたい1ヶ月〜3ヶ月 の期間でほとんどのLINEアプリは開発できそう.

    • (個人の主観が入ってるので、一般的かどうかは無視で...)
  • 通常アプリとの開発の違い

    • フロント(UI)箇所は、ほぼLINE側でパーツは用意してくれている
      • そのため、フロント実装は、そのパーツの組み合わせで良い. (※ こだわりがある場合は別)
      • 通常のフロントアプリ開発より工数は少なめ. (※ こだわりがある場合は別)
    • サーバサイド実装は、通常アプリ同様に独自実装が必要( プログラミング言語は、Javascript(Node.js) )
      • 主にDB制御や、外部サービス連携がメイン
      • 通常のバックエンド開発(API開発)とほぼ同じくらい.

【3】 LINEボットアプリ上のLINEアカウントの関係性に関して

  • LINEボットアプリ開発を進めるにあたって、大きく2つのアカウント概念が存在する.
    • 開発者アカウント
    • LINE@アカウント
      • LINEボットアプリに1対1で対応させておく必要があるアカウント.
      • 管理画面: LINE@ Manager
      • アカウントの開設方法は、 こちら
      • このアカウントの中にも、2つのアカウントの概念が存在する.
        • 一般アカウント :
          • 誰でも登録できるが、LINEボットアプリの一部機能(グループやトークルーム関係)制限が発生する.
          • このアカウントで登録後も、 認証済みアカウントへ申請可能.
        • 認証済みアカウント :
          • LINEの審査が必要なアカウント
          • 詳細は こちら

スクリーンショット 2019-08-30 19.02.19.png

  • したがって、LINEボットアプリ開発を進めるためには、 開発者アカウント&LINE@アカウントの2つ用意する必要 がある.

    • 開発者アカウントは一度作ってしまえば、2回目以降のアプリ開発で使い回せる.
    • フル機能を活用するためには、 LINE@アカウントは、承認済みアカウントにする必要 がある.
  • 参考資料: LINE Messaging APIの使い始めで混乱した概念色々

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