【1】 LINEボットアプリを運用するために、LINEに対して発生する費用に関して
- 開発〜試験運用までは、 LINEへ課金なし で進行可能.
- 試験運用が終了して、本格的に運用となった場合、以下3つのプランのいずれかでリリース可能.
- Freeプラン:
0円/月
- Basicプラン:
5,400円/月
- Proプラン:
32,400円/月
- もちろん、安いプランほど、機能制限が多い.
- 以下の「MessagingAPIで利用できる料金プラン」の詳細に記載.
- Freeプラン:
- 機能制限で、個人的に1番のネックだと感じたのは、 メッセージ配信の制限
- Freeプラン:
1,000通
まで無料 - Basicプラン:
5,000人
以内はメッセージ数無制限で無料 - Proプラン:
100,000人
以内はメッセージ数無制限で無料
- Freeプラン:
- より多くの人にメッセージ配信を行っていくためには、Proプランの契約が必須.
【2】 LINEボットアプリの開発工数に関して
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要件によって変動はするが、 だいたい1ヶ月〜3ヶ月 の期間でほとんどのLINEアプリは開発できそう.
- (個人の主観が入ってるので、一般的かどうかは無視で...)
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通常アプリとの開発の違い
- フロント(UI)箇所は、ほぼLINE側でパーツは用意してくれている
- そのため、フロント実装は、そのパーツの組み合わせで良い. (※ こだわりがある場合は別)
- 通常のフロントアプリ開発より工数は少なめ. (※ こだわりがある場合は別)
- サーバサイド実装は、通常アプリ同様に独自実装が必要( プログラミング言語は、Javascript(Node.js) )
- 主にDB制御や、外部サービス連携がメイン
- 通常のバックエンド開発(API開発)とほぼ同じくらい.
- フロント(UI)箇所は、ほぼLINE側でパーツは用意してくれている
【3】 LINEボットアプリ上のLINEアカウントの関係性に関して
- LINEボットアプリ開発を進めるにあたって、大きく2つのアカウント概念が存在する.
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開発者アカウント
- このアカウントで、複数のLINEボットアプリ開発が可能.
- 管理画面: LINE Develop コンソール
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LINE@アカウント
- LINEボットアプリに1対1で対応させておく必要があるアカウント.
- 管理画面: LINE@ Manager
- アカウントの開設方法は、 こちら
- このアカウントの中にも、2つのアカウントの概念が存在する.
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一般アカウント
:- 誰でも登録できるが、LINEボットアプリの一部機能(グループやトークルーム関係)制限が発生する.
- このアカウントで登録後も、 認証済みアカウントへ申請可能.
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認証済みアカウント
:- LINEの審査が必要なアカウント
- 詳細は こちら
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したがって、LINEボットアプリ開発を進めるためには、 開発者アカウント&LINE@アカウントの2つ用意する必要 がある.
- 開発者アカウントは一度作ってしまえば、2回目以降のアプリ開発で使い回せる.
- フル機能を活用するためには、 LINE@アカウントは、承認済みアカウントにする必要 がある.