はじめに
pythonの基礎として、print関数の扱いについて記載します。
# 環境
python3.6
anaconda1.8.7
macOS
print関数
文字列、変数、計算などの結果を出力する関数。
もともとは、print文という存在でしたが、python3で関数になっています。
やってみる
>>>print("Hello world!")
Hello world!
print関数では、変数を出力することもできます。
>>> word1 = "hello"
>>> word2 = "world"
>>> print(word1,word2)
hello world
違う型でもOK。
>>> word1 = "hello"
>>> number1 = 4649
>>> print(word1,number1)
hello 4649
コンマで区切ればいくつでも出力可能です。
また通常はスペースで区切られますが、任意のセパレタを指定可能です。
>>> word1 = "hello"
>>> number1 = 4649
>>> print(word1,number1,sep=",")
hello,4649
>>> print(word1,number1,sep=":")
hello:4649
リストや辞書の出力
リストや辞書型オブジェクトなどの中身も出力できます。
リスト型
>>> ittosanken_list = ["tokyo","kanagawa","saitama","chiba"]
>>> print(ittosanken_list)
['tokyo', 'kanagawa', 'saitama', 'chiba']
セパレタを指定すればアンパックすることもできる
>>> print(*ittosanken_list)
tokyo kanagawa saitama chiba
>>> print(*ittosanken_list,sep='')
tokyokanagawasaitamachiba
リストの中身が全て表示されます。
続いて辞書型オブジェクト。
辞書のkeyとvalueの両方が出力されます。
>>> shopping_dict = {"milk":200, "natto":150, "tofu":100}
>>> print(shopping_dict)
{'milk': 200, 'natto': 150, 'tofu': 100}
## print関数のその他
お気づきのように、明示されていないものの、末尾には改行が入っているので
プライマリプロンプトは出力の次の行に移動しています。
>>> print("hello world!")
hello world!
>>>
以下のようにendオプションで空指定することで、末尾の改行を削除することができます
>>> print("Hello world!",end="")
Hello world!>>>
## formatメソッド
formatを使うと、文字列の中に変数を埋め込むことが出来ます。
formatを使用すればprint関数で変数の値を出力することができます。
>>> print("I eat {}.".format("eggs"))
I eat eggs.
引数を複数指定し対応する {} を記述すると複数の要素を埋め込める。
引数の数と {} の数は同一であることに注意が必要
>>> print("area: {}, age {}.".format("chiba", 33))
area: chiba, age 33.
{} の中に引数に対応する数を指定すると、指定した値を埋め込める。
>>> print("{0}, {1}, {0}".format("chiba", "saitama"))
chiba, saitama, chiba
formatの引数に辞書を指定。
{} の中には指定する引数の数と辞書の角括弧 [] の中にキー値を指定することで呼び出しができる。
>>> dict = { "area": "chiba", "age": 33 }
>>> print("area: {0[area]}, Age: {0[age]}".format(dict))
area: chiba, Age: 33
※.format()とfstringは数値列であっても埋め込むことができる。
# おわり
まだまだやれることはありますが、また別途記載します。