はじめに

ディレクトリに構成について超簡単にまとめました。

/(ルート)

ルートディレクトリ。最上階。

起動に必要なファイル

ls/chmod/cp/pwdなどの基本コマンドが入っています。
基本コマンドを管理しているので、ソフトのインストールに付随するコマンドなどはここにインストールしません。

デバイスファイルが配置されています。

システムやアプリケーションに関する設定ファイルやが配置されています。

システム起動時に必要なものと、/binや/sbinディレクトリにあるコマンドを、実行するのに必要なものが保存されています。

リムーバブルメディアを使うときに利用するマウントポイント用ディレクトリです。

rpmなどパッケージ管理システムでプログラムをインストールする時に使用するディレクトリです。

各種プロセスのステータスを確認する際に利用されます。

rootユーザーのホームディレクトリ。一般ユーザーのホームディレクトリと別になっているのは
「/home」が壊れても大丈夫なようにです。

起動、停止や再起動などのシステム管理者用のコマンドが配置されています。

一時的な保存場所。メモリ上の一時ファイルを保存します。ダウンロードフォルダとして利用することもあります。再起動時に消去されます。また通常はcronで定期的に消去されます。

ユーザーが共通利用するプログラム・ライブラリが配置されたディレクトリ。パッケージの追加をするとこのディレクトリの配下に配置されます。

ログやキャッシュなどの可変的システムデータ（動的ファイル）。一時的なという意味では/tmpと同じですが、こちらは再起動しても消去されずに残ります。