これは何
LINEのアカウント作成してサービスをするときに、気づいた豆知識系のまとめです。
サービス運用の開発者視点で気になった細かな仕様を書いています。
本筋のLINEを利用したサービス開発と運用するときに必要な知識ではありません。
知識の内容
LINE内部ブラウザは、自己証明書(オレオレ証明書)のサイトを開けない
開発中のサイトの場合、自己証明書を利用することがあると思います。
LINE内部ブラウザですと自己証明書のサイトの場合は、アクセスのリクエストがサーバーまで届かないです。
(PC版ブラウザのchromeも同様に開けず、FireFoxは手順を踏むことでサイトを開けました。)
LINEのタイムラインに投稿するAPIは未実装
タイムラインに投稿するAPIはまだ未実装のようです。ソースはこちら。
タイムラインの投稿はみんな手動で管理画面からやっているのですかね...?
(お詳しい方いましたら教えていただけるとありがたいです。)
LIFFが専用APIも備えてたり便利
LIFFとはLINE Front-end Frameworkを指しており、LINE社のサービスの1つです。
LINEのトークルーム内で開ける専用のブラウザのようなものです。
アクセス情報取得などLINEとLIFF専用のAPIが準備されており、痒いところに手が届きます。
フルスクラッチでLINE用のwebサイトを考える場合には、LIFFを検討するのは十分に価値があると思います。
Loginチャネルのprofileのemailを取得許可の権限申請が通るのが早い
LINEログイン v2.1 APIリファレンスより、ログイン情報としてemailをscopeに含めたい場合には事前に申請が必要です。
申請したあと、申請が降りる時間がとても短いです。
OPEN ID認証などでemailを利用する予定の開発者は、この申請をする必要があります。
LINEとLINE WORKSは別アプリ
LINE WORKSとは「業務コミュニケーションのためのビジネス版LINE」です。(公式サイトより引用)
仕事とプライベートのLINEを切り離して使いたいときに利用するLINEのサービスのひとつです。
こちらはSAML認証の窓口も準備されており、LINEとはまた違った活用ができます。
アカウント情報を手に入れている場合、「連携アプリから削除」してもアカウントへプッシュ通知をするとプログラムは正常終了する(通知は届いていない)
(curlでしか試してない、フワッとした情報です。間違っていたらすみません。)
LINEログイン v2.1 APIリファレンスより、アカウント情報があるユーザーに対してcurlでpush通知を送ることができます。
「アカウント情報はあるけど、ブロックされてる」「過去にアカウント情報はあるけど、友達解除されてる」ユーザーにpush通知を送信すると、ユーザーには届かないけど、プログラムは正常終了します。
正常終了するため、送信成功失敗の判定はできない(はず)です。
LINEアカウントは、チャットかwebhookのどちらかでしか運用できない。
強めの縛りだと思います。
特にサービス初期はあれもこれもしたいことが多すぎて、チャットかwebhookかで悩みます。