pythonを使ってnetatmoのapiを叩く

netatmoとは？

室温とか湿度とかを計測するIoTの機械です。
この機械の中央管理のServerがあり、APIが生えており、こちらのAPIを利用します。
本記事ではAPIをpythonで叩くところまでを実施します。

どのようなデータが取れるのか？

まずは管理画面のスクリーンショットを添付します。

上の画像はnetatmoの管理画面のスクリーンショットです。
左枠にある、気温、湿度、気圧、CO2濃度、騒音を取得できます。
またこれら追加してAPIの場合には、緯度経度のデータも取得できます。

データ取得の方法

認証はOAuth2が使われているため、Netatmo ウェザーステーションのAPIを使ってみる - Part1: Node.jsのサンプルを参考にしてプログラムを組みます。
netatomの管理画面からアクセスし、My appsからアプリ環境構築を作成し、ここで設定値を入力することで、アクセスキーとシークレットキーを取得することができます。

今回はアクセスキーとシークレットキーを取得し、この設定値を使ってAPIを叩きます。
redirectURIとwebhookURIの設定もできますが、今回は利用しません。

python3のサンプル：認証の取得

プログラムの仕様はこちらの公式HPを参考にプログラムを組みます。
今回必要な権限は配置しているステーションの情報読み取りのため、scopeにread_stationのみ許可します。

import requests

headers = {'Content-Type': 'application/x-www-form-urlencoded', 'charset': 'UTF-8'}
url = 'https://api.netatmo.com/oauth2/token'
data = {
    'grant_type': 'password',
    'client_id': 'クライアントID',
    'client_secret': 'シークレットID',
    'username': 'トップページログインEmail',
    'password': 'トップページログインパスワード',
    'scope': 'read_station'
}

resp = requests.post(url=url, headers=headers, data=data)

print(resp.text)

レスポンスは以下のjsonとなりますが、このうちaccess_tokenを利用します。

{
　"access_token":"アクセストークン",
　"refresh_token":"リフレッシュトークン",
　"scope":["read_station"],
　"expires_in":10800,
　"expire_in":10800
}

python3のサンプル：ステーションデータの取得

プログラムの仕様はこちらの公式HPを参考に従って、getstationsdataのAPIを叩きます。

import requests

headers = {'Content-Type': 'application/x-www-form-urlencoded', 'charset': 'UTF-8'}
url = 'https://api.netatmo.com/api/getstationsdata'
data = {
    "access_token": "アクセストークン"
}

resp = requests.post(url=url, headers=headers, data=data)

print(resp.text)

レスポンスの一部必要な部分のみを抽出して下に記載します。
以上よりnetatomのデータを取得することができていることがわかります。

{
  "body": {
    "devices": [
          ----------
      {
        "dashboard_data": {
          "time_utc": 1629083539,
          "Temperature": 22.8,
          "CO2": 551,
          "Humidity": 75,
          "Noise": 52,
          "Pressure": 1013.5,
          "AbsolutePressure": 1012.6,
          "min_temp": 22.3,
          "max_temp": 23.2,
          "date_max_temp": 1629080519,
          "date_min_temp": 1629075987,
          "temp_trend": "down",
          "pressure_trend": "stable"
        },
      }
    ],
          ----------
}

今後

今後はこのデータを使ってAWS Elasticsearch Serverへデータを流すことを実施します。
それはまた別の記事を使って記載いたします。

参考

netatomの管理画面
Netatmo ウェザーステーションのAPIを使ってみる - Part1: Node.jsのサンプル
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