最近、新しいものを作っていなかったので、いろいろ作ってみた。コンセプトは
- 質より量
- 1 日で作り切る。かけても 2 日。
- 0 から初めて、完成度 30% でよしとする。
- 公開できるところまではやる。
- 普段やらないことをやる。
- 配線むき出しで OK! テスト? バグ?
1. PixelWatchface
手元に Android Wear があったので、文字盤を作ってみた。
https://github.com/hiroyuki-komatsu/PixelWatchface
基本、チュートリアルの言うとおりに従う感じ。
https://developer.android.com/training/wearables/watch-faces/index.html
ドット絵でベースの文字盤にしたかったので、数字部分は M+ BITMAP FONTS を贅沢にそのまま使用。ドロイド君は手書き。
てこずったところ
Android Wear 本体と直接 adb でやりとりをするということを知らずに、ペアリングされているスマートフォン側にインストールしようと頑張っていた。もっと早く気づきたかった。
さらにやるなら
- ピクセルフォントを自前で作成
- ドロイド君以外のキャラクターを使う
- キャラクターをアニメーションさせる
- 時刻とキャラクターの表示位置の調整
- 日付の表示
- Play Store で公開
2. BlueOcto
GitHub の緑のタイルが Ingress っぽかったので、青色バージョンにもできるChrome extension を作った。
https://github.com/hiroyuki-komatsu/BlueOcto
Ingress はやってません。
同じネタはたくさん見つかったけど、気にしない!
てこずったところ
最初は、RGB だからと G と B を入れ替えてみたももの、色合いが期待と違って紫っぽくなってしまった。そこで、HSV に変換した上で、H (色相) を変えることで解決。
さらにやるなら
- リロードしないと、色が変わらないことがあるので、そのバグを直す。
- ユーザーの陣営に応じて、色を制御。
- Chrome Web Store で公開。
3. HigeCam
Android でカメラを使って何かをしよう、ということで、ヒゲ付き写真を撮れるアプリを作った。
https://github.com/hiroyuki-komatsu/HigeCam
サンプルコードに毛が生えた程度ですが。ヒゲだけに!
てこずったところ
よく分かってないまま、Camera2 API (Lollipop 以降) を選択したために、資料が少なかった。サンプルコードには、ファイルが二重に保存されるというバグがあった模様。
ヒゲをどう合成しようかというところで、いろいろ試行錯誤をした。手軽に作るというコンセプトのもと、表示部分では上から別の View を貼り付けて、保存するタイミングで Bitmap を変更するというアプローチに。なので若干ズレるかもしれないけど、心を強く、気にしない!
さらにやるなら
- 起動に失敗するという、サンプルコード側のバグを直す。
- ヒゲの種類を増やす。
- 位置や大きさを調整できるようにする。
- 共有できるようにする。
- アイコンの微調整。
- Play Store で公開。
4. Amamorion
HTML5 で canvas と audio を使って何かをしようということで、音の出るおもちゃを作成。
https://github.com/hiroyuki-komatsu/amamorion
https://hiroyuki-komatsu.github.io/amamorion/
- 容器をクリックすると、別の容器になって音が変わります。
- ドロイド君をクリックすると一時停止です。
- 水滴のリズムはランダムなので、リロードすると違うリズムに変わります。
画像と効果音は外部サイトからお借りしました。
てこずったところ
意外と素直に作れました。
さらにやるなら
- タッチパネル対応
- 効果音を自前で作る
- 水滴のリズムをリロード以外で変えられるようにする
- URL のパラメーターで設定を変更可能にする
5. Pixel
一般的な Android アプリを作りつつ、Google Drive API を使おうということで、ドット絵エディターを作ることに。
https://github.com/hiroyuki-komatsu/Pixel
てこずったところ
無駄に Google Drive API を Fragment で使えるようにしようとして、かなりの時間を費やしてしまった。Fragment にする意味は今回は正直なかった。コンセプト違反と未完成っぷりに反省。その分、API への理解は進んだということにしよう。
さらにやるなら
- ロードもできるようにする (まだしてない!)
- カラーパレットを用意する
- UI を全体的に改善する
- アイコンを変更する
- 実用できるようにする
ふりかえり
素直に楽しかった。作り込み過ぎないようにしたおかげで、いろんな体験ができたと思う。もちろん作りこまないと得られないものも、たくさんありますけれど。
伸びしろのあるネタは、もう少し完成度を上げたいので、週末に気が向いたら、ちょこちょこと手を加えていけたらいいなあ。
秋の 5 連休にもやりたいなー。