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Pythonのfloat型の算術演算

Last updated at Posted at 2024-05-02

float型とは

小数点を含む数値のことで、小数点以下が0のみの場合もfloat型に分類される。
例)1.1, 2.0, 0.03, …

float型の演算

float型を含む演算は結果もfloat型になる。

>>> 2 + 1.0  # 加算
3.0

>>> 2 - 1.0  # 減算
1.0

>>> 2 * 1.0  # 乗算
2.0

>>> 2 / 1.0  # 除算
2.0

また、演算式中にint型しか含まれない場合でも除算の場合は結果はfloat型になる。

>>> 3 / 2
1.5

>>> 3 / 3
1.0  # 割り切れてもfloat型

除算結果を小数点以下を切り捨てたint型にしたい場合は整数除算(//)を用いる

>>> 3 // 3
1

整数除算の結果割り切れた場合でも演算式にfloat型を含む場合、出力はint型ではなくfloat型になる。

※演算式中のオペランドの中でもっとも広い型に合わせて結果が出力されるため

int型 < float型 < complex型(複素数)

型の広さ…表現可能な数値のバリエーション

>>> 3.0 // 3.0  # 結果は1だがfloat型で出力される
1.0

整数除算の結果が負の値になる場合は負の方向に丸められる

>>> -1 // 2  # -0.5を負の方向に丸める
-1

>>> -3 // 2  # -1.5を負の方向に丸める
-2

まとめ

  • float型とは小数点を含む数値のこと(小数点以下が0のみ場合も)
  • float型を含む演算は結果もfloat
  • int型のみの除算でも結果はfloat
  • 除算結果の小数点以下を切り捨てたい場合は整数除算(//)を用いる
  • float型を含む整数除算の場合、小数点以下は切り捨てられて0になるが結果はfloat
  • 整数除算の結果が負の値になる場合は負の方向に丸められる
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