- 2021年7月20日 追記
- 2021年7月12日 追記
2021年7月12日 にAWS Cloud Practitioner を受験する予定です。
AWSの試験を受けようと思った際、公式サイトだけでも情報が多すぎて困惑したので、
これから受けようという方のために、私なりにまとめてみました。
はじめに
対象読者
- AWSの試験に興味があるが、よく分からないという方
- AWS公式サイトの情報量が多くて面倒くさくなった方
書いてる人
- AWSスキル
- SESしかまともに使っていない
- AmazonConnectのハンズオンに参加したら、めちゃめちゃ簡単でビビった
- 試験日
- 2021/7/12(月)
- 有給いただきました
- 勉強はこれから始める(投稿日:6/25)
受験目的?
会社としてはGCPをメインに利用していて、AWSはSESくらいしかまともには使ったことがありません。
ただAWSを使う機会が増えそうなので、ひとまず基礎は抑えておきたいのが現状です。
基礎知識を仕入れるのにどうしたらいいかとザッピングしていたら、Cloud Practitionerが基礎知識を問う試験だということなので、勉強するのにちょうどいい目標なので受験することにしました。
Cloud Practitioneとは?
AWSのもっとも基礎的な知識を問う試験で、情報処理試験でいうとITパスポートにあたる位置。
- 料金:12,100(税込み)1
- 時間:90分
- 問数:65問(内、スコアに影響するのは50問。15問は将来の問題候補でスコアに影響しない)
- 対象者:ビジネスサイドの方がメインターゲット(ITパスポートと同じ?)
- 受験方法:オンライン
AWS認定試験の全体像はこんな感じになっています。(図は公式サイトより拝借)
試験準備のはじめかた
さて、資格取得を目標にしたところまではよかったのですが、いざ勉強をはじめようかと思ったらAWSは情報が充実、、しすぎていて、どれから手をつけたらよいのか若干困惑してしまいました。
アレコレ見比べてみた結果、ここから読み始めるといいだろう、というポイントを紹介します。
1.試験について知る
各試験について知るのに、一番まとまっていると感じたのが公式サイトの「AWS 認定試験に備える」でした。
以下のようにステップを踏んだ案内になっているので、上から順に見ていけばOKです。
- 試験ガイドとサンプル問題(PDFダウンロード)
- 関連のある AWS トレーニング
- AWS ホワイトペーパーと、よくある質問
- 試験対策トレーニング
- 模擬試験
それぞれの簡単な解説
- 試験ガイド(PDF)
- 何を問う試験か?など試験の概要。必須
- サンプル問題(PDF)
- 10問ほどサンプルの問題と回答を見ることができます。
- 試験問題の感触が掴めるで、最初に見ておくと安心して学習に進めます。2
-
AWSトレーニング
- クラス(有料の講義)とデジタル(無料動画)の2種類があります。3
- 無料の動画でも5分や10分のものではなく6時間の大作です。
- ちなみに、導入編の Cloud Practitioner だから大盤振る舞いなのかと思いましたが、他の動画もしっかり長時間。資格取得者を増やそうという意思を感じます。
- ホワイトペーパー
- アマゾンウェブサービスの概要について ... [日本語PDF]
- 基礎知識を得るためには、読んでおいても良さそう。
- AWS 料金体系の仕組み ... [英語PDF]
- どこかに日本語ドキュメントもあるはずなので飛ばしてヨシ。
- AWS サポートのプラン比較
- 有料サポートのご案内
- アマゾンウェブサービスの概要について ... [日本語PDF]
-
試験対策トレーニング
- 公式が無料で開催しているオンラインセミナーのリストです
- 開催頻度は高くないのでチャンスを逃すと、同じ講座は1ヶ月になります
- AWS 認定クラウドプラクティショナーの場合
- 6/24(木) 10:00 ~
- 7/29(木) 10:00 ~
という感じで、「AWS 認定試験に備える」を見ていくと気になる試験の概要に詳しくなれます。
ここからは、試験の予約方法と学習の進め方(私の場合)を紹介します。
2.試験の予約
試験を受けようと思ったら、まず気になるのが試験スケジュールと試験会場だと思いますが、
私が資格試験に慣れていないためか、スケジュールを知るのに若干つまずきました。
先に概要だけお伝えするとこんな感じです。
概要
試験スケジュール
その日のおよそ2週間後からほぼ毎日予約が可能です。
ただし、試験会場、受験言語、試験監督の言語の組み合わせによっては、受験できない日程もあります。
※毎日のように試験を実施しているとは知らず、特定の日程と思い込んでいたので「スケジュールを立てる」というリンクからアカウント作成ページに来た時は、なにを間違えたのかと思ってしまいました。
本当に受験する気のある人だけがスケジュールを確認できる仕様
ということのようです。理解。
試験会場
テストセンターか自宅( or 職場)を選択できます。
「緊張しなさそう」という理由で自宅を選びましたが、テストセンターにすればよかったと後悔しています。
- 机の上、部屋を片付けないといけない
- カンニング防止のため必須です
- 顔写真の撮影
- テストセンターなら、センター側で撮影してくれます
- 部屋の撮影
- 机の上、部屋の中が片付いているかの確認用です
- テストセンターなら、センター側で保証してくれるので不要です
- PC
- 自分のPCが使えますが、試験は単に選択するだけなのでなんでもよかった
- 余計なプロセスが起動していると、試験用のソフトウェア正常起動しない
- 意図して使っているプロセスはすぐに落とせますが、意図しないプロセスが検知されるとちょっと焦ります
自宅受験する際の注意事項はピアソンのページにまとめられています。
自宅受験を考えている方は事前に確認しておくとよいでしょう。
※申込を完了すると、日程の変更はできても試験会場の変更は出来ません。
試験の予約
ここからは試験申込の手順です。まず専用サイトのアカウント開設が必要になります。
※AWSのアカウントではなく、受験用サイトのアカウントになります。
アカウント作成から先は悩む点も無かったので、手順の概要だけまとめていきます。
1. AWS認定アカウント(受験用アカウント)の開設
AWS 認定試験に備えるの最後にある 今すぐ試験のスケジュールを立てる から試験サイトに進みます。
アカウントが無い場合はアカウント作成を求められますので、素直に作成しましょう。
2. 試験を選ぶ
アカウントを作成しログインすると、ページ内に「新しい試験の予約」ボタンが見えると思います。
ボタンを押すともう一度同じような画面が表示されますがちゃんと進んでいます。
注意事項を読みつつ下にスクロールすると、またボタンが現れますが無視してスクロールを続けます。
受験可能な試験のリストが表示されるので、PSIかピアソンかを選択してリンクから先に進みます。
試験会場、受験言語、日程の決定
テストセンターか自宅かで多少選択肢が変わりますが、詰まることもないでしょう。
- 会場
- テストセンター or 自宅(職場)
- テストセンターの方が当日の面倒が少なくてオススメです
- 試験言語、試験監督の言語
- お好きな言語を
- 日程
- 受験可能な日程がカレンダーで表示されるので任意の日程・時間を選択
「カート」という画面が表示されたら、申込完了の手前です。受験される方は先に進みましょう。
以上で、試験の予約が出来たと思います。
3.学習の進め方
これから始めるのでむしろ教えを乞いたい、、、と思ったらQiita Zineで紹介されていました。
【基礎から模擬試験問題集まで】Udemy講座で学んで、AWS認定を受けよう!講座9選+α
Udemy のオススメコースをご紹介いただいているみたいですね。
この中から、自分にあった講座選ぶとよいと思います。
- AWS認定に役立つ!講座
- 実際に触ってみよう!講座一覧
- AWS各認定試験問題集!講座一覧
Udemyは定価がいいお値段するのですが、よくセールを開催しているので日程に余裕がある人はセールを狙うとよいでしょう。
セール期間中でなかったり、あまりお金をかけたくないという方には、AWS公式含む無料のトレーニングがあります。
こちらはずっと無料のようなので、最後にご紹介して終わりたいと思います。
公式サイトの学習トレーニング、チュートリアル
-
AWS公式: デジタルトレーニングの一覧
- [AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese)] (https://www.aws.training/Details/eLearning?id=66479)
- AWS パートナーサイトへのリンク
- AWS公式: ハンズオンチュートリアルの一覧
さいごに
AWSの勉強はじめようと思ったら、思わぬ足踏みを強いられてしまいました。
これまで資格試験の勉強をしてこなかったので仕方ないですが、悔しかったのでまとめました。
どなたかの参考になれば幸いです・・・!
試験を受けられなかった(追記:7/12)
試験を・・受けられませんでした(恥
自宅が狭くモノも多いので、コワーキングスペースの個室の方が良いだろうと1部屋借りて試験に臨みました!
が、試験会場として不適切として試験を受けることが出来ませんでした🤣
不適切と指摘をいただいたのは「窓」。
コワーキングスペースなので防犯・安全のため上部が透けガラスになっています。
資格試験の受験に使いたいので・・とコワーキングスペースの方にお話ししてブランケットをお借りし、目測で・・9割は塞いだと思いますが「まだ開いています。外から見えます」とのことでした。
NGイメージ
少しでも透けガラスが見えている場合はNGです。
「ちょっとなら大丈夫でしょ?」とか軽く考えているとNGになります。
資格試験で「xxxは、ちょっとなら大丈夫」って選択肢があったら100%誤答ですもんね~。
あらためて**OnVUE 試験を受ける際のヒント** を読んでみると、ちゃんと記載があります。
・・いやぁ、見えないでしょうとは思うけど。そういう問題じゃないですね。
テストセンターで受験することをススメします。
テストセンターで受験することをススメします。
テストセンターで受験することをススメします。
プロクターの方曰く「日程を変更しての再受験が出来るかも」とのことなので、期待して連絡を待っているところです。
あーー、、、恥ずかしい。。
無事に合格できました(追記:7/20)
朝起きると credly というなじみのないところからメールが。
質の高い詐欺かと疑って aws.training から確認しましたが、認定済みになっていました。
また、"デジタルバッジ"タブを確認すると credly を見てね。と。詐欺じゃなかった。
credly サイトでアカウントを発行すると、共有するのに便利なアレコレが用意されています。
- バッジのダウンロード
- 各種SNSへのリンク
- 認定一覧を含むプロフィールURL
プラクティショナー認定を受験してみて
勉強しはじめてこの試験がクラウドサービスの学びの地図を手に入れる試験ということが理解できました。
学ぶことの多い時代にあって「いまこれやってていいのかな・・」なんて不安に思ってしまうこともありますが、この地図があることで学びのパスが見える気がします。
また、入門編とはいえ取得すると達成感があって「次のも狙うかな~🤭」とモチベーションになります。
資格取得から始めるのも、学びを止めないコツとしてアリだと改めて思いました。