LoginSignup
40
38

More than 5 years have passed since last update.

【コード0行】BitriseでiOSアプリのデプロイ自動化してSlackに通知するまで

Last updated at Posted at 2018-08-11

副業でiOS開発をしているが、CI環境が整備されていなかったため、ずっと使ってみたかったBitriseを使ってリリースビルドの自動化を試してみた。

Bitriseについてや、初回のワークフロー(Appの登録など)は、色んなブログで紹介されているので、割愛。
下記ステップで段階的に着手してみた。

ステップ
  1. Bitriseのwebサイトでリリースビルドを実行する:rocket:
  2. 手元のmacで実行する:desktop:
  3. リリースビルドが終わったらslackに通知する:satellite:
  4. slackから実行できるようにする:helicopter:

1. Bitriseのwebサイトでリリースビルドを実行する

web上でWorkflowを作成して、ぽちぽちしてたら完成。簡単。。

Workflow全体
app.bitrise.io_app_af197aaf40607adf(iPad Pro).png

2. 開発環境で実行する

curlのコマンドがworkflowごとに用意されている。
Start/Schedule a build ボタンをタップして、 Advance タブの最下部にcurlのコマンドがあるので、コピペしてよしなに使う
bitrise_curl.png

3. リリースビルドが終わったらslackに通知する

Slackへ通知は下記手順でOK

  1. Incoming WebhooksをSlackに追加
  2. Slackのstepを作成し、Incoming Webhooksの Webhook URL をセット

詳しくは公式ブログ参照:
https://blog.bitrise.io/slack-away

bitrise_slack.png

4. slackからBitriseのworkflowを実行する

BitriseにSlack用のIncoming Webhooksが用意されているので、そのwebhook URLをコピー

SlackのOutgoing Webhooksで、特定のメッセージに反応して先ほどコピーしたwebhookのURLを叩くようにすればOK。
[メッセージ] workflow:[workflow名]|branch:[branch名] のフォーマットでつぶやくとBitriseのワークフローが走る。

フォーマットの詳しい説明は、下記を参照
https://devcenter.bitrise.io/webhooks/adding-a-slack-webhook/

完成:tada:

1行もコードを書かずにslackでリリースビルド実行 -> 結果をslack通知が実現できてびっくりした。
Bitrise便利。。
本業ではfastlaneとの連結を視野に入れていたけど、ワンチャンBitriseだけで済むかもしれない

スクリーンショット 2018-08-12 17.18.05.png

詰まったこと

Code Signing Errorでコケる

Code Signing Error: No profiles for '{アプリ名}' were found:  Xcode couldn't find any iOS App Development provisioning profiles matching '{アプリ名}'.

解決法
codesigndocというBitrise製のツールを使って実行。
すると面倒な証明書周りのアップロードタスクを対話形式でやってくれる

40
38
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
40
38