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完成より完遂を目指そう

Last updated at Posted at 2024-06-25

はじめに

タイトルに書いてあることを最近感じたので、初めてのポエム投稿ですが書いていきたいと思います。

免責

本ポエムに記載するのは新卒が感じた個人の感想です。

本文

新卒の同期でスクラム開発をしていたある日、未経験の人から「このプロダクトっていつ完成するの?」という質問を受けました。

この質問を受けたとき、とてもいい質問だと思ったのと同時に、とても難しい質問だと感じました。なぜなら、「スクラム開発、またはアジャイルにおいて、何を以って完成とするか」が曖昧だからです。アジャイルはもともと、「不確実性の高い時代にうまく対処するため」に生まれた開発手法であり、その過程で最終的なゴールが見えないことが前提です。

もちろん、スプリントのゴールやプロダクトとしてのゴールはあります。しかし、「それが初期段階で分かっていればアジャイルを採用する意味があるのか?」とも考えさせられます(もし初期段階でゴールが分かっていればウォーターフォールでよいため)。

私はむしろ、 ゴールが見えにくいからこそ、ユーザーとの直接対話を通じてゴールを見つけること がアジャイルにおいて重要だと考えます。そして、そのような状況であるとゴールが常に変わり続けるため、私は「モノの完成を目指すよりも、スプリントの完遂」を目指すべきだと思います。

そのほうが目標設定も容易にできますし、メンタル的な面でも安心して開発ができるのではないでしょうか。

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