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Zabbix導入を検討する際の要点まとめ

Last updated at Posted at 2017-05-09

概要

本稿では、zabbix 3.2.6 を前提にして、導入を検討する際などの要点についてまとめる

要点

zabbixとは、モニタリングとアラート通知のためのツールである

zabbixの機能とは、アイテムという項目で該当サーバーの該当項目のリソースモニタリング、そのモニタリングデータのグラフ化、トリガーという項目で該当サーバーの該当項目のアラート通知を設定することが可能

zabbixでは、サーバーとアイテムとトリガーを別々に有効/無効の切り替えができる

zabbixでは、サーバー自体のチェックの有効/無効、該当アイテムのチェックの有効/無効、トリガーによるアラート通知の有効/無効が個別に設定可能
これをうまく使えば、メンテナンス時などでアラート通知を無効にしておくが、チェックは続けることで、実態のプロセスのdown timeの記録を残すなどの使い方が可能

zabbixでは、サーバー・アイテム・トリガーを個別に設定しないといけない

zabbixでは、標準テンプレートで一括設定できるものもあるが、自在な詳細監視を行おうとすると、自力で詳細な設定がひつようなので若干敷居が高い
だが、チェックはするがグラフ化しない項目や、グラフ化しないがアラート通知する項目や、グラフ化するがアラート通知しない項目など柔軟に設定が可能

zabbixでは、トップ画面が纏まりすぎて情報が見難い

zabbixでは、個別サーバーについての最新チェックデータと、個別サーバーと個別のグラフをみることが前提なのか?、トップ画面にはグルーピングしたグループの状態サマリーの数値表示しかないので、ダッシュボードでグラフを追加するなどのカスタマイズが必要

zabbixでは、トリガーに依存関係が設定できる

zabbixでは、トリガーに依存関係の設定ができる、これは例えば上位のルーターがDownした場合に、その下位のサーバーが未到達で全部アラート通知がくるなどの通知がおおくなるので、上位がDownした際には下位のトリガーのアラート通知を送らないような設定が可能

zabbixでは、トリガーにアラート通知を設定するのではなく、(アラート通知)アクションにトリガーを紐づける

zabbixのアラートメールは、トリガーにアラートの送信先などを設定するのではなく、まずアクションというものを作成し、そのアクションにメール送信先・メール本文テンプレート・メール送信条件を設定、そのメール送信条件に、サーバーやトリガーなどを紐づける。
「障害->アラート送信」という設定ではなく、「アラート送信<-適用する障害」という設定方式となっている

zabbixでは、zabbix proxyを使い、別ネットワークの監視が可能

zabbixでは、zabbix proxyを通して、firewall内部のグローバルIPを持たないサーバーに対して、監視が可能
一部の説明によっては、同一LAN内でio?か内部通信?かを集約し、サーバーの負荷分散にも使える?ような説明もあるが、、、、、

zabbixでは、zabbixクライアントが複数のzabbixサーバーに対して監視を許すことが可能

zabbixでは、zabbixクライアントのserver項目にカンマ(,)区切りでサーバーを設定することで、複数zabbixサーバーからの通信を許可できる
使い方が難しいが、例えばクラウド環境で、クラウド業社のためのzabbix agentが入っている場合に、設定追加すると、自社用のzabbixサーバーでのモニタリングも可能になるや、自社監視のネットワークで自社専用のzabbixとクライアントに見せる専用のzabixを複数構築する場合などにつかえるのではないかと思われる

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