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GitHubの2段階認証でSourceTreeを使えるようにするには

Last updated at Posted at 2016-02-19

はじめに

  • GitHubには、セキュリティを強化するために2段階認証を有効化することができます
  • 2段階認証を有効にすると、GitHubにログインしようとしたときにアプリやSMSで通知を受け取って、ログインを承認するためのワンタイムパスワードを取得・入力しないとログインできないようになる。
  • こうすることで、誰かが不正にログインしようとしたとき 通知を受け取る ことができるようになり、さらに アプリやSMSで本人が認証 しない限り不正ログインができなくなります。
  • 従って、安全に利用するためにはできれば2段階認証を有効化して、リポジトリを守りたいと思います。

しかし困ったことに、SourceTreeなど、2段階認証に対応していない周辺アプリからIDとパスワードによる利用ができなくなってしまいます。
コマンドラインでGitHubを操作するのは面倒なので、GitHubで2段階認証を有効化した後にもSourceTreeが利用できるようにする方法をお教えします。

対応方法

従来のID・パスの方法に変わって「トークン」を使ってSourceTreeを利用します。トークンはSourceTreeだけでなく、アプリ毎に発行でき、アクセス権限も細かく設定できるので、セキュリティを確保しながらSourceTreeを利用できる便利な機能です。

Personal access tokensを発行する

  1. GitHubで2段階認証を有効化したあと「Settings」画面で左メニューから「Personal access tokens」画面へ進み、Generate new tokenをクリックして下さい。
    GitHub2段階認証.png


  2. 次の画面で、名前(「SourceTree」など適当なもの)を入れ、付与する権限にチェックを入れます。SourceTreeからのアクセスであれば、repoにチェックを入れておけば良いでしょう。
    GitHub2段階認証2.png


  3. Generate tokenボタンを押すと、tokenが表示されていますので、これをコピーして、SourceTreeでパスワードとして入力します。(IDは今まで通り、自分のIDを普通に入力します。)
    GitHub2段階認証3.png

以上で完了です。
GitHubを2段階認証で保護しつつ、SourceTreeからトークンでアクセスできるようになりました。

なお、ここで作成したトークンを使い回すのは止めておきましょう。トークンはいくらでも発行できますので、必要なアプリに対して個別のトークンを発行し、個別の権限設定をすることで、セキュアに利用することができます。

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