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NUCで始めるVMware Tanzu - NUC紹介

ではさっそく、NUCについて紹介していきたいと思います。

なぜNUC?

NUCはいわゆるベアボーンPCのジャンルに該当すると思われますが、他のベアボーンPCや自作PCと比べて、いくつもの魅力を備えています。

小さい

なんといっても、私がNUCの購入を決めた一番の理由がこれです。
画像を見てもらうと一目瞭然ですが、タバコ2箱分より一回り大きい位です。体積でいうと680ml位です。
IMG_20201107_172938.jpg

参考までに、ATX/MicroATX/Mini-ITXそれぞれ、人気のあるThermaltake製のケースとサイズ比較してみました。
一般的なATXサイズと比べると、実に50倍以上のサイズ差であることがわかります。

フォームファクタ 商品名 サイズ 体積(リットル)
-- NUC BXNUC10I5FNH 117x51x112mm 0.68 L
Mini-ITX Thermaltake Core V1 260x276x316mm 22.68 L (約33倍)
MicroATX Thermaltake Versa H17 205x390x380mm 30.38 L (約45倍)
ATX Thermaltake Versa H26 220x493x464mm 50.33 L (約74倍)

手軽さとカスタマイズ性

これはNUCというよりベアボーンと自作PCの差となりますが、NUCは、PCケースとマザーボードとCPUと最低限のオンボードGPUが、セットとなって提供されます。

NUC 一般的な自作PC
- NUC
- メモリ
- ハードディスク(またはSSD)
- ケーブル類(電源、ネットワーク)
- PCケース
- マザーボード
- CPU
- GPU
- メモリ
- ハードディスク(またはSSD)
- ケーブル類(電源、ネットワーク)

高性能なグラフィック機能が必要な場合、自作PCが検討に入りますが、サーバリソースが欲しい人にはNUCで十分と言えます。つまり、別途用意するものは、メモリとハードディスク(とケーブル)だけで良いので、集約率がメチャクチャ高いです。

Intel謹製

実はこうしたミニPCのジャンルは、他の会社からも出ていて、最近は Ryzen製のキット も売ってたりします。Ryzenはcore数も多くて人気のCPUだったりするのですが、vSphereなどのソフトウェア側で非対応の可能性があるという落とし穴があります。NUCはIntel純正なので、多くのメーカーのドライバがサポートされており、対応状況の観点で、非常に安心感があります。

どのNUCを選ぶ?

NUCのホームページ に行くと、4種類のNUCが紹介されていますが、Windowsも必要ないし、キットがお手軽なので、 インテルNUCキット の中から選択していく形となります。
スクリーンショット 2020-11-28 16.27.54.png

このインテルNUCキットの中で、各ラインナップの特徴は以下の通りです。

商品名 サイズ CPUスペック 投稿時の価格 コア当り単価 備考
NUC 9 Extreme Kit 4.93L i9-9980HK(8core/16M/5.00GHz)
i7-9750H(6core/12M/4.50GHz)
i5-9300H(4core/8M/4.10GHz)
178550円
128470円
109870円
22318円
21411円
27467円
GPU搭載可能
NUC 9 Pro Kit 4.93L Xeon E-2286M(8core/16MB/5.00GHz) 219322円 27415円 Xeon/GPU搭載可能/128GBMem
NUC 8 Pro Kit 0.68L i7-8665U(4core/8M/4.80GHz)
i5-8365U(4core/6M/4.10GHz)
88210円
56620円
22052円
14155円
NUC 10 Performance Kit 0.68L i7-10710U(6core/12M/4.70GHz)
i5-10210U(4core/6M/4.20GHz)
i3-10110U(2core/4M/4.10GHz)
66273円
46980円
35178円
11046円
11745円
17590円
  • 価格調査日:2020年11月28日
  • NUC 9などと書かれた数字の意味は、Intel Coreプロセッサの世代に対応している
  • 上記ラインナップの派生で、M.2 SSDのみが入るモデル(117x112x38mm、0.5Lサイズ)もある。しかしやや割高で、サイズ差もわずかであり、通常のSSDも入れられた方が良いので、検討対象からは除外
  • 上記ラインナップ以外に、第7世代のKitもあるが、古いので割愛

この中で、私がどう選んだかというと、NUC 9系はサイズがでかいので対象から外しました。その中で、コア当りのコスパが良いNUC 10のcore i5またはi7がオススメ。初期投資の少なさから私はi5モデルを選んだが、CPUが足りなくなりがちなので、i7にすれば良かったと後悔してたりします・・:sweat_smile:

私のアマゾンのアフィリンクを貼っておきますw
(余計なお金は取られません。この記事を参考にして購入した人数を知りたいので、できれば下記リンクからのご購入、協力お願いします:sunglasses:

メモリとSSDは何を選べば良い?

メモリ

まず、搭載できるメモリの種類は決まっています。DDR4-2666 1.2V SO-DIMMという型で、良くノートパソコン等に増設する際に使われるメモリです。また、2スロットあるので、2枚組のものを購入しましょう。メモリは2枚セットで買うと、相性保証してくれる場合が多いです。
ここで特筆すべきは、2枚合計で最大64GBも載せることができちゃいます!しかも、最近のSO-DIMMは本当にお安いです。サーバ用途であれば、載せられるだけ載せちゃいましょうw

私が実際に購入して動作したものを紹介しておきます。(それぞれ購入当時の最安値)

ご参考までに、NUCとの大きさ比較画像を貼っておきます。ノートPC用メモリはちっちゃいですね。
IMG_20201107_173357.jpg

SSD(ハードディスク)

まず近年は、HDDを購入するメリットはそんなにないので、SSDを検討対象にしましょう。
NUCはM.2と2.5inchの二種類の規格に対応しています。スピードを求めるならM.2を選択するとよいでしょう。今回は安さを求めて、2.5inchサイズを紹介します。注意点として、NUCの2.5inchスロットには、形状的に7mm厚までのサイズが入ります。たまに9mm厚のSSDも存在するので、ちゃんと「7mm厚」の記載があることを確かめて購入しましょう。
価格comで2020年11月29日時点の各サイズごとのSSD最安値を調べてみました。

サイズ 商品名 価格 1GBあたり単価
120GB J&A Information LEVEN JS300 SSD JS300SSD120GB 1999円 16円
256GB BIOSTAR S120 S120-256GB 3058円 11円
512GB HIKVISION HS-SSD-E100/512G 5580円 10円
1000GB サムスン 860 EVO MZ-76E1T0B/IT 9980円 9円
2000GB 旭東エレクトロニクス SUNEAST SE800-2TB 19479円 9円
4000GB サムスン 860 QVO MZ-76Q4T0B/IT 49480円 12円

コスパが良いのは、512GB-2000GBあたりから選べば良いことが分かります。
ディスク容量ですが、1台しか購入しない場合は、1TB以上は欲しいところです。複数台構成にしようと思っている人は、512GBが手頃かと思います。
私が実際に購入して動作したものを紹介します。(購入当時最安値だった)

こちらもSSDの参考画像
IMG_20201107_173211.jpg

他にも必要なものってある?

実はあるんですよ。。私は電源ケーブル以外は、全て元々家にあったもので揃いましたが、必要に応じて事前にご準備下さい。

NUCをもうX台追加

これから作成するvSphereのKubernetes環境は、後日紹介しますが、結構マシンリソースが必要です。最低でも2台構成にはしたいところです。

電源ケーブル

実は、NUCにはACアダプタまではついているのですが、その先の電源コードを別途購入する必要があります。NUCの台数分、ご用意下さい。ただし、ACアダプタ自体がケーブル長を持っているので、電源コードは20cmのもので十分です。(私は購入するまでそれが分からず、1mの電源コードを買ってしまい、後悔しました・・・)
サンワサプライ 電源コード 20cm

ルータ、または、スイッチ

NUCを複数台構成にする場合、各NUCが全て、物理ネットワークでつながっている必要があります。
安く済ませたい場合は、以下のスイッチを購入すると良いでしょう。
BUFFALO Giga対応 5ポート スイッチングハブ
さらにそのネットワークに対し、ノートPCからアクセスしたい場合、WiFiルータだと便利です。
私は、家にルータが余っていたので、追加購入せずにすみました・・

ネットワークケーブル

当然、スイッチとNUCをつなげるケーブルも必要です。持ってない場合、NUCの台数分購入しましょう。

モニタとHDMIケーブル

NUC側のディスプレイ接続用端子はHDMIです。初期セットアップの時だけ必要なので、NUCの台数分ではなく、1組あれば良いでしょう。

USBキーボード

こちらも当然、初期セットアップの時に必要です。普段ノートPCしか使ってない人は、この機会に購入しましょう。

USBメモリ(2020/12/03追記)

忘れてました。。ESXiをインストールするためには、USBメモリが必要です。
使い方は後日説明しますが、1GB位の容量があれば充分なので、今、市販で売っているものであれば、どんな容量でも大丈夫です。ただし、フォーマットが必要なので、ESXi用に使ったら、基本的には他の用途には使わない方が良いでしょう。1000円以内で買えるので、新しく購入するのが無難です。
適当にAmazonで安いのを探しておいたので、リンクを貼っておきます。
BUFFALO USBメモリ 16GB (↓の2in1メモリを買うのが無難に思えてきました)

もう一つ、上記の注意点として、作業PC側であるMacbookや最近の一部のノートPCでは、従来のUSBポートが一つもなくて、TypeCと呼ばれる形状のUSBポートしかついてない場合があります。私はMacbookユーザなので、以下のような変換ハブを利用してます。
dodocool MacBook Pro 2019 ハブ

他には、私も試してないですが、TypeCにも両対応なUSBメモリを買うのが無難かもしれません。NUC側には、TypeCのUSBポートも付いています。(うまくいけば、こちらの方が安く済みそうですね。。)
USBメモリ 32GB 2in1(Type-C/USB 2.0)

結局、どんな構成がおすすめで、いくら必要?

2020年11月29日時点の各パーツの価格を記載します。

パーツ 商品名 スペック 価格
NUC NUC 10 Performance Kit Core i7モデル 6core(12thread) / 12M cache / 4.70GHz 66273円
メモリ v-color ノートPC用メモリ 64GB(32GB×2枚) DDR4 2666MHz(PC4-21300) SO-DIMM 2Gx8 1.2V CL19 25870円
SSD Team 内蔵SSD 512GB SATA3(6Gb/s) 2.5inch 7mm厚 Read:530MB/s Write:470MB/s 5980円
電源コード サンワサプライ 電源コード 3ピンソケット(メス)、20cm(Amazon合わせ買い対象商品) 467円
合計 -- -- 98590円

上記の価格は随時変動しますが、1台あたり大体10万円の予算で考えておけば良いでしょう。
第10世代Core i7搭載で、64GBメモリのサーバが、たった10万円で手に入るのは、本当に良い時代になったなと思います。そして、20万円コースで2台買うのが、私のオススメです。Core i7モデルで2台構成だと、以下のリソース量が手に入ることになります。

  • CPU: 24thread
  • Memory: 128GB
  • HDD: 1TB
hirosat
インフラ10年→開発5年→K8sアーキテクト \ [職歴](2002/04〜)Silicon Graphics →(2005/09〜)SQUARE ENIX →(2010/04〜)Rakuten →(2014/06〜)LEOMO →(2016/12〜)Works Applications →(2020/02〜)VMware
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