この記事について
AWS認定のSAP(ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル)に合格したので、そこに至るまでの対策等を紹介していきます。
前提
AWS認定で、既に所持している資格
- CLF
- SAA
- SOA
- DAV
SOAとSAAは取得後、2年経過してるので、記憶が薄いです。
実務では、CFを使った環境構築、サーバーレスのWebアプリの環境構築を主としています。
受験までの流れ
2021/09: CLF, DAV取得。流れでSAPも勉強開始
2021/11 ~ 2021/12: 問題集を解いていると眠くなる病にかかり、勉強やめる
2022/01: SAPの試験予約 & 勉強再開
2022/02: 受験
実質的な勉強してた期間は1.5ヶ月ほどです。
試験対策
1. SAP試験対策本
唯一の対策本で、問題も良いと感じました。
特に模擬問題は本番と同じく75問あるので、どれくらい時間がかかるのかといった所の把握にも繋がりました。
模擬問題より前の章は2021/10中に一周しました。その後、サボってたので若干頭から抜けてました…
模擬問題は2回行いました。周回で2時間はかかるので集中できる環境をきちんと作った方が良いです。
1周目: 受験2週間前くらいに環境を整えて実施。正答率が6割程度。
2周目: 受験4日前に実施。正答率が8割程度。
2. AWS問題集
ちょっとお値段は張りますが、回答の説明についても丁寧に記述されており、かなり有用でした。
金銭的に厳しいといったことがあれば、Udemy等にある英語版の問題集を翻訳するのも良いと思います。
こちらは、1日5本ペースで解いてました。
3. 認定公式ページのサンプル問題
下のほうにある「試験の復習」にサンプル問題があります。試験ガイド等もあるのでぜひ読んでおきましょう。
AWS Certified Solutions Architect - Professional
4. 模擬試験
昔は有料でしたが、今は無料で受けられるので敷居が下がりました。
1回受けてみて、8割程度の正当でした。
5. Blackbelt
問題集等を解いていて、わからないなというサービスを中心に読んでいくことで理解が深められます。
私の場合はネットワーク周りのサービスへの理解が不足していたので、そのあたりを重点的に読み漁りました。
試験当日
模擬問題で2時間程度かかったので、本番は丸々時間を使い切るだろうと予測をしています。
直近の模擬試験が8割だったので、受かる自信はあまりなかったです。
試験を迎える直前
- しっかりと睡眠・食事を取っておく
- 体が資本の試験なので…
- 飲み物は試験数時間前から控える
- 試験が始まると、トイレにいけないので集中力を維持するためにも重要
- 栄養ドリンクを直前に飲んでおく
- 試験のときはいつも飲んでますが、今回はお高いのにしました
試験中
- 用意されている耳栓を使う
- できるだけ集中したい
- 見直しフラグはどんどんつける
- わからない所・ちょっと不安なところは後で見直せるように
- 1時間に1回程度は、足を動かしたり伸びをしたりする
- 長丁場なので集中力が落ちてくる
- 体も痛くなる
問題1周に2時間半ほど使ったので、見直しに使える時間は30分ほど。
見直しのペース配分を間違えて、終盤の問題は時間が足りずに見直しできませんでした…
わからない問題が5問程度、ふんわりとした問題が10問程度という感覚だったのですが、どうにか受かっててよかったです。
さいごに
勉強期間について
長文が並んでいるせいか勉強中は眠気との戦いで、ペースよく勉強できているのかわからず焦りました。
blackbeltを読んでサービスの仕様を理解するのは大事だと思いました。
試験について
試験中は座ったまま3時間というのは、体的にしんどかったです…
環境の違いか、栄養ドリンクのおかげかわからないですが、集中は出来たかなと思います。
集中しないと時間内に解ききれないなんて事もありそうなので、テストセンターで受るほうが良いと思います。
それでも、ペース配分はしっかり考えておくほうが焦らなくて良いかなと思いました。
AWS認定の中ではしんどいと思われる試験に受かったので、かなりスッキリです。