『さて,プログラミングをやってみよう!』と思ったら,ツールを準備しましょう.
今回は,プログラミング初心者でも理解しやすいRubyを実行するために必要なものを3つ挙げてみたいと思います.
Rubyでプログラムを実行する流れとしては
「テキストエディタ」にコードを書いて,「ターミナル」で実行する. これがプログラムの流れです.
用意するもの
・PC:Macがオススメ
・ターミナル(Windowsの場合は「コマンドプロンプト」と置き換えて考えて下さい)
・テキストエディタ
#テキストエディタとは
テキストエディタとは,文字通り ”Text = 文字” を "Editor = 編集する" もの で,文字だけのファイルを作成・編集するソフトウエアのことです.
MicrosoftのWordやMacのPagesも同様に文字を編集することができますが,これらは大きさやフォント,レイアウトなど見かけを設定することができ,テキストエディタは文字のみ編集できものです.
見かけの編集はできないので,単調なのですが,プログラミングを行う上ではこれが大切になります.
ヒトによって見かけをあれこれ編集されると,統一性もないし逆に分かりにくくなるから.
テキストエディタには様々な種類があります.
MacOSに内蔵されている"Submit textile"もありますが,個人的には"Atom"がオススメです!
#ターミナルとは
ターミナル (Terminal) は、アップルのmacOSに標準で付属しているUNIX端末エミュレータ。
直接入力したUNIXコマンドを実行する他、UNIXコマンドの実行を自動化するTermファイルを作成、実行することも可能である。
wiki
わかりにくいので解釈すると…
・MacOSを購入した際にあらかじめインストールされているアプリのhとつ.
・すべての操作を「文字」で表現できる.
・キーボードを使って文字の命令を打ち込むことで,マウスを操作しなくてもコンピューターの設定や操作ができるようになるもの.
つまり,キーボードで入力した文字でコンピュータを設定したり操作することができるアプリ.
この設定や操作といった命令のことを“コマンド”と言います.
通常は利用する必要はあまりありませんが,Macでプログラミングを行う場合には使用します.
#ターミナルの起動
- Macのデスクトップ画面の上部にある「移動」をクリック
- 「アプリケーション」を選択
- 「ユーティリティー」を選択
- 「ターミナル」をクリック.これで準備完了です!
#テキストエディタにコードを書く
プログラマーあるあるで,「まずは "Hello World!"」 というものがあります.
まずは言われるがままにやってみて下さい.
- テキストエディタに以下のコードを書きます
puts "Hello World!"
-
保存します(「command + s」で保存します.これをやらないと編集したものが反映されません.)
-
保存先をデスクトップにして,ファイルの名前を**「ruby.rb」** にします.(拡張子を「〜.rb」とします.これがrubyを扱っていますよ!という証です.)
#ターミナルで実行する
1.テキストエディタを保存した場所に移動する.
cd desktop
上記のように入力し,enterキーを押すと…
のようにdesktopに移動しました.
2.ファイル名を入力する
ruby ruby.rb
上記のように入力して,enterキーを押します.
3.「Hello World!」が出力されていることを確認する.
#まとめ
・プログラミングを始めるにあたって,準備するものは「PC(Mac)」「ターミナル」「テキストエディタ」の3つ
・「テキストエディタ」にコードを書いて,「ターミナル」で実行するとコードが出力される
・今回はRubyで「Hello Wolrd!」を出力してみた