if 条件分岐
\ifthenelse
が便利
パッケージの宣言が必要になります。
\usepackage{ifthen}
使い方
\ifthenelse{#条件}{#実行その1}{#実行その2}
#条件
を満たすと,#実行その1
が実行されます。満たさない場合は,#実行その2
が実行されます(elseですね)。何も書かなければ,何も実行されません。
#条件
で扱える数値は,そのままでは整数値だけなので注意が必要です。実数値(小数の値)を条件に入れたい場合,\lengthtest{ 小数値の条件 }
を使います。たとえば,
\ifthenelse{\lengthtest{ \length pt < 4 pt}}{#実行その1}{#実行その2}
と書いたとき,変数\length
が4よりも小さいときという条件になります。ただしlengthからもわかるように,本来は長さを比較するもののようです。注意が必要で,必ず単位をつけます(pt,cm, mm など何でもよし)。
実際に使う場合は次のような形になることが多いです。
%単位をつけることを忘れないように
\ifthenelse{\lengthtest{ \varA pt < \varB pt}}{#実行その1}{#実行その2}
AND OR
\ifthenelse{ 条件1 \AND 条件2}{#実行その1}{#実行その2}
\ifthenelse{ 条件1 \OR 条件2}{#実行その1}{#実行その2}
\lengthtest
を使う場合は
\ifthenelse{ \lengthtest{ \varA pt < \varB pt} \AND \lengthtest{ \varA pt < \varC pt}}{#実行その1}{#実行その2}
と記述します。