始めに
皆さま、こんにちは。
スプラトゥーン3の発表に涙が止まらなかったハイカラスクエアのタコの@hiroki_tanakaです。
先日、AWS認定資格の1つであるAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトを受験したので、
振り返りの意味も込めて試験までの道のりをご紹介させていただきます。
自己紹介
- 社会人歴6年目エンジニア
- 得意領域はサーバサイドのアプリケーションレイヤ(RubyとJavaが好き)
- 2020年10月頃からインフラエンジニアに入門した。
- AWSはEC2やS3・VPCの存在を知っているが、自身で一から構築したことはない。
- 2020年11月にAWS認定クラウドプラクティショナーに合格した。(その時の話はこちらの記事を参照ください。)
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトとは
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトとは、公式サイトにあるようにAWSの分散システムの可用性・コスト効率・高耐障害性及びスケーラビリティの設計に関する1年以上の実務経験を持つAWS設計者を対象にしている資格です。
1年以上の実務経験者を対象にしている部分からわかるようにAWSの12ある資格の中では中堅にあたる資格です。
(巷では、AWS認定資格の登竜門的な位置付けを受けているようです。)
そのため、個々のAWSサービスの理解は勿論必要なのですが、それだけでなく、
- 複数のAWSのサービスを使用して、安全で堅牢なアプリケーションを構築・デプロイするための知識
- 顧客の要件に基づきながら、AWSのアーキテクチャ設計原則に沿ってのシステム構築のノウハウ
といった可用性・コスト効率・耐障害性・スケーラビリティの4点について各システムでの最適な構成を理解していることが求められます。
つまり、この資格を取得すると顧客のニーズを満たすAWS環境構築の設計・実装を行うための入り口に立てます。
クラウドプラクティショナーを取得した私にとって、次のステップとしてまさにピッタリの資格でした。
ちなみに、
試験時間は130分で問題数は65問・最低合格点は720点(最低点数100点の1000点満点)となっています。
受験料は15,000円(税別)になります。
(ただ、私はクラウドプラクティショナーの合格特典で次の資格試験の受験料を50%OFFで受験することが出来ました。)
勉強法
勉強期間は12月~2月までの3ヶ月間なのですが、途中サボっていた期間もあるので実質2ヶ月程度です。
基本的には平日の夜に30~1時間でしたが、受験直前は1日2〜3時間は勉強していました。
参考書
これまでの自身の学習経験から私は参考書と紙とペンを用いた勉強方法が一番性に合っていると分かっていたので、
こちらのソリューションアーキテクトアソシエイトの参考書を紙に書き出しながら1周し、各AWSサービスの概要・使い方を頭に入れました。
その後、各章の練習問題・章末の模擬問題を4周しました。
問題を解く際は正解だけでなく、不正解の選択肢に関しても何故不正解なのか・どう直したら正解にできるのかを考えるようにしていました。
Udemyの模擬試験
上記の参考書では問題数が少なかったので、模擬問題集をUdemyで購入し参考書で身につけた知識の確認を行いました。
(問題集の定価は12,000円なのですが、Udemyは頻繁にセールを行っているのでそこで購入しました。1610円で買うことが出来ました。)
この模擬問題集は非常に難易度が高く、実際の試験よりも難しく感じました。
そのため、この模擬問題集でしっかり合格点を出せるようになれば、高い確率で合格できると思います。
1周目時点で私の正答率は50%程度でかなり焦ったのですが、落ち着いて1周目で間違えた問題の解説を頭に入れる→問題を解く→正誤問わず、気になった問題の解説を頭に入れる→問題を解くということを繰り返し行いました。
最終的には正答率は95~98%で安定し、安心して本試験に臨むことができました。
AWSの模擬試験
AWSが提供している2000円(税抜)で受けられる問題数20問の模擬試験があるのですが、クラウドプラクティショナーの合格特典で無料で受験できるため受験しました。
ただ、こちらは本試験よりも難易度が低いことや受験結果の点数のみ送られてくるため、自分がどこを間違えたのかわからず復習ができません。
そのため、受けなくても良かったかな…と今は思っています。
受験と結果
クラウドプラクティショナーの時同様に、コロナ禍のため自宅でのオンライン受験かテストセンターでのオフライン受験を選択できるのですが、自宅での受験はデスクだけでなく周りの壁や棚も整理する必要があることやそもそも自宅ではあまり集中できない可能性を考えて最寄りのテストセンターで受験しました。
また余談ですが、オンライン受験をする場合はPSIかピアゾンVUEのどちらかを選択できるのですが、日本語対応しているピアゾンVUEがオススメです。
PSIは試験官とのやり取りが全て英語のチャットで行われるため、日常会話程度の英語が出来ないと少しつらいかと思います。
本試験はUdemyの模擬問題よりも難易度は低く感じたためか比較的スムーズに解答でき、試験時間130分のうち60分で1周することが出来ました。
そのため、一問一問落ち着いて見直し対応することができました。
(見直しは2周くらいしました。)
問題自体は私の場合は、CloudFront・EC2のAutoScaling・システム移行に関する問題が多かったです。
試験後の簡単なアンケートに答えて、表示された結果は………
無事合格!
ただ、試験中は「この感じなら900点は固いはず」と思って解答していたので、正直もっと点数が取れていると思っていました。
775点は合格ラインが720点なので、中々ギリギリです…笑
とはいえ、合格できて本当に良かったです!(=^▽^=)
終わりに
正直、ソリューションアーキテクトアソシエイトはクラウドプラクティショナーから難易度が一気に上がり、途中勉強のモチベーションが下がった時期もありました。
(Udemyの模擬試験の1回目を終えた時はあまりの点数の取れなさに「これは受験を止めた方がいいんじゃないか…?」と悩みました笑)
ただ、勉強を通じてAWSのことを知れるのは本当に楽しく、合格まで走りきった時はより一層AWSのことが好きになりました.
次は同じAWS認定のアソシエイト資格であるSysOpsアドミニストレーターアソシエイトとデベロッパーアソシエイトを取得したいと思います。
目指せ、AWSアソシエイト資格三冠王!ヾ(`・ω・´)ゞ