3月30日(木)、有給取ってSLUSH TOKYO 2017の最終日に参戦してきました!
アプリ・サービス好きとして大満足だったので、興味あるけど行ったことない人向けにレポートです。
目次
- どんなイベント?
- どうやって巡るのがオススメ?
- 面白かったスタートアップは?
- まとめ
どんなイベント?
フィンランド初、スタートアップの製品見本市です。
じゃあ企業からきている参加者が多いのか?というと、ぱっと見で半分くらい大学生。
まず、展示会とは雰囲気が全然違います。
メインステージはスモーク+LED+重低音スピーカーで、ライブ会場のよう。
会場の公用語は英語。と言っても、日本人同士だと日本語で話すことが多かったですね。笑
ちなみにチケット代が10000円以上(学生は7500円)するので、学生はボランティア参戦がおすすめ。
友達もできることだしね。
どうやって巡るのがオススメ?
コンテンツが満載なので、よく戦略を立てて周るのがオススメです。
ステージ企画は3つ以上同時並行の上、常設の企業ブースも50近くあります。
はじめに逃せないステージ企画を決め、その後でブースを周る時間を確保すると良いでしょう。
オススメは「参加型企画」こんなのがありました。
* 無礼講(ランチセッション):
敬語禁止のランチタイムセッション。見回りのボランティアスタッフに敬語を聞かれると、警告のイエローシールを貼られます。
- リアルWantedly: Wanteldyに出稿している企業が集合する、いわばスタートアップの合同説明会。 社員さんと膝詰めで話せるからガンガン質問できてとても良い。(ベンチャーの規模なので、人事専門じゃない現場の人から話を聞けるのもマル)
企業ブースもスタートアップの製品がたくさん触れる&担当者に質問し放題なので、ぜひ見るべし。
人だかりのあるところより、担当者がいま暇そうだな?ってところで話を聴くと面白い。
と言っても、商談の邪魔はしないように...
面白かったスタートアップは?
参加する前までは、(最新のテクノロジーを使った、消費者向けの新しいサービスがたくさん見れるのかな?)と思っていましたが...
* テック関係ないスタートアップ面白い!
* toBのサービス面白い!
...って感じでした。勉強不足を晒してきたぞ。
テック関係ないスタートアップが面白い!
お迎えシスター:
https://omsister.com
幼稚園や学校からのお迎え代行+そのまま家で英会話教室、のサービス。
教師は海外育ちの経験があるバイリンガル大学生を面接して採用。
このビジネスモデル、プログラミング教育みたいなのにも広がっていくのか個人的に気になる。Tebura:
http://www.samepagenet.com/
荷物だけ版Airbnb。なるほど!
全然関係ないけど、プレゼンターが忍者のコスプレで大変場が和んだ。
会社のホームページが.ninjaドメインを使ってて二重に驚き。初めて見た。
toBのサービスが面白い!
カウリス:
https://caulis.jp
toBに行動パターン認証を提供する企業。
ユーザのログイン時、使用デバイスやIPなど50以上のパラメータを元に「ユーザ本人によるアクセス率」を判定。
その割合を元に、顧客企業は「警告メールの送付」「ログインの一時的ロック」などの対策が可能とのこと。INNOVATION GENERATOR:
https://innovation-generator.jp
博報堂 x Reaktor(フィンランドのデジタルサービス開発スタジオ)が提供する、大企業向けのサービス創生プログラム。
マーケットの分析からモック・プロダクト作成、効果測定、改善までワンストップ提供。
何が面白いって、既存のコンサル・ITベンダーと市場がモロ被りなこと。各社しのぎを削るのがとっても楽しみ。asoview!:
http://www.asoview.com
体験型コンテンツ特化の旅行検索サイト。というと消費者向けだが、実はコンサルティングもやっている。
地方自治体や企業をクライアントにしたイベントの作成と、各地方の観光協会のWEBサイト作成受託。
自社で培ったノウハウでコンサルティングって素敵...
まとめ
新しいサービスの情報をたくさん仕入れられるので、好きな人はホクホクできるイベントです。
何より、見本市っぽくないフランクな雰囲気のおかげで、スタートアップの関係者とたくさんおしゃべりできます。
参加前後でスタートアップ企業への見方が変わることうけあい。