Easy Way to Start "vagrant + rancher (3 nodes (?))"
- これは Rancher Advent Calendar 2017 12/21 の記事になります
- おそくなりましてすみません…
対象
- Rancher 気にはなってるもののまだ試せていないかた
- できるだけ手を抜きたいかた
- Docker とか Linux とかもあまり詳しくないけど Rancher さわってみたいかた
目的
- できるだけ楽して Rancher お試し環境を手元につくりたい
- AWS 上に AMI(マシンイメージ) を使って Deploy する方法もわりと楽ではありますがお金がかかってしまいますし、AWS の基本操作を一通り知って置く必要もあります。正しい知識を持って設定すれば大丈夫なのでしょうがセキュリティを気にするかたもいらっしゃると思います。
- なので AWS についてもそのうちまとめとこうと思いますが今回はパスします。
前提
- 8 GBかそれ以上の物理メモリの搭載されたPC
- Virtual Box 実行環境
- vagrant 実行環境
- ちょっとしたターミナル(コマンドライン)操作ができる
- ssh, git, ruby
制限事項
- ほんとはコンフィグ通り 3 ノードで試したかったのですが私の非力PCではどうにもこうにも立ち上がりませんでした…
- なので 1 ノードに設定を書き換えています
- その他、タイムアウト値、メモリサイズ も変更しています
- ファイルの差分情報は後述しますので、必要に応じて変更してください
対象 Vagrant Box
- 今回は以下の Git レポジトリの Vagrant ファイルを利用します
https://github.com/rancher/vagrant
手順
ターミナルを開いてコマンドを打ち込んでいくだけ
- マシンスペックにもよりますがそれなりに時間がかかります
- (コーヒーでも飲みながら…)
mkdir -p my-vagrant-files/rancher
cd my-vagrant-files/rancher
git clone https://github.com/rancher/vagrant.git
cd vagrant
ls
README.md localranchervagrant.PNG
Vagrantfile rancher_id
certs scripts
config.yaml vagrant_rancheros_guest_plugin.rb
プロンプトがエラー無く戻ってきたら完成しているはずです
停止と削除方法
- うまくいかないときは停止、削除して作り直しましょう…
ファイル差分情報
% diff Vagrantfile Vagrantfile.original
56d55
< server.vm.boot_timeout = 600
91d89
< node.vm.boot_timeout = 600
% diff config.yaml config.yaml.original
16c16
< memory: 512
---
> memory: 1024
20c20
< memory: 1024
---
> memory: 2048
22c22
< count: 1
---
> count: 3
24c24
< memory: 1024
---
> memory: 2048