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BIシステム構築の要件定義・設計フェーズですること

Last updated at Posted at 2020-04-29

#概要
自分の開発経験とBIシステム構築実践入門を読んだポイントを踏まえて記載します。

参考文献URL
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798109312

#要件定義フェーズ
いわゆる業務システムと異なり、業務分析→システム化スコープの確定というプロセスが踏みづらい。BIシステム独自のやり方として以下の取り組みがあげられる。
###①管理ポイント/鮮度分析
管理ポイント:分析の切り口での粒度の異なる個々の項目のこと→ディメンションテーブルのカラムに相当
管理項目:ファクトテーブルの数値カラム

2次元の表に配置して、分析に必要とされる管理ポイントと管理項目の組み合わせを明確にするタスク

鮮度分析:補足するデータの断面、保持期限を定義する

###②ディメンショナルモデリング
管理ポイント分析の結果をもとにデータウェアハウスの概念的なスキーマを定義するタスク
ディメンションとは情報をみる切り口のことである。
②-1 ディメンションの定義
・管理ポイントをディメンションに分類し
・各ディメンションことに階層化する

###③ソースデータ分析
分析ニーズとして挙がっている項目が、業務系システムから取得可能かどうかを判定する。
たとえ取得だとしても時間などリアルタイム性が求められるものはリソースの負荷を考慮する。

###④シナリオ作成
ユーザのシナリオをつくることで要件を整理する。
④-1 アプリケーション概要
 ・ターゲットユーザ
 ・アプリの概要、目的
 ・どのようなデータを見せるか
④-2 シナリオ作成
 「誰が」、「いつ」、「どこで」、「何のデータ」で整理する。

#設計フェーズ

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