スマートスピーカーってなんぞ?
実はワタクシ、良く分かっていませんでした(今も良く分かってないかも)
我が家にもAlexa2台とGoogle Nest1台があるのですが、使うのはもっぱら妻と子供で、
僕にとっては「写真がスライドされているデジタル時計」ぐらいの認識でした。
そんな時にVoiceflowと出会い、
「えっ!自分で作れるんやん!」
という事を知り、一気に興味が湧きました。
Voiceflow:ノーコードでAmazon AlexaやGoogleアシスタント用の音声アプリを作成できるサービス
運命的な出会い
偶然とは重なるもので、ちょうどVoiceflowを知った日に、
近くのTSUTAYAの児童書コーナーで子供の夏休みの暇つぶしツールを探していたときに見つけたのがこちら。
空想科学読本シリーズは他にも色々とあって、好きで読んだりしたこともあったのですが、
ポケモン版があるのは知りませんでした。
中に書かれている内容を簡単に3つほど抜粋すると。
・リザードンの炎は、科学的に考えると4215℃以上
・カイリューは16時間で地球を1周する
・光合成をするリーフィアはどれくらい空気をきれいにするのか
やばい、面白さしか感じない。
帯のキャッチコピーも
ポケモンで「科学」が分かる!
いい!
こういうことをきっかけに科学に興味を持って、
疑問に思った事を自分で調べたり出来る子供になって欲しいといつも思っていることもあり、
「Voiceflow」と「ポケモン空想科学読本」を組み合わせて子供が楽しんで遊べるおもちゃを作ってみました。
作ったもの
作ったものがこちら
※2023年7月4日現在、ブラウザのみで動きます。
全体としては
① 調べたいポケモンの名前を言う
② ①のポケモンが図鑑登録されていれば、登録している解説が流れる
③ ①のポケモンが図鑑登録されていなければChatGPTの回答を読み上げる
というのが大きな流れです。
② 図鑑登録されているポケモン(ピカチュウ)の場合
③ 図鑑登録されていないポケモン(ミュウツー)の場合
参考にしたのはこちらの記事。先人は偉大です。
見辛くて申し訳ございませんがこの後説明する部分の構成はこちら
********** 詳細説明はこちら **********
ブロック名:Wellcome
ブロック種類:Talk>Speak
アプリを立ち上げたときに発せられる言葉です。
ここでやって(言って)欲しいことを指定します。
ブロック名:ポケモンの名前
ブロック種類:Listen>Choice
聞き取った音声を判別し、
図鑑登録されていれば(ピカチュウ、リザードン、リーフィア、カイリュー)右のブロックへ
図鑑登録されていなければ「図鑑未登録」となり下のブロックへ
ブロック名:ママ登場
ブロック種類:Talk>Speak
記載されている言葉を話すだけのブロックです
ブロック名:変数登録
ブロック種類:Listen>Capture
発せられた言葉を変数として登録する為のブロックです。
ここでは変数として{pokemon_name}を設定しております。
本当は「ママ登場」を介さずにWellcomeで発した言葉を変数登録させたかったのですがうまくいかず。。
苦肉の策でこのような流れにしましたが、ある意味ここでママを呼びだしている事でその後の流れがスムーズになってそれはそれでよかったかなと思っております。
ブロック名:ChatGPT接続
ブロック種類:AI>Responce AI
{pokemon_name}の変数を使ってプロンプトを指定しています。
子供に使ってもらった感想
■ポジティブ
・面白い!どうやって作ったの?
・図鑑に登録ってどうやってやるの?やってみたい!
・僕もパソコン欲しい(最近の口グセ)
■ネガティブ
・何しゃべってるか良く分からない
・話が長い
・自分で調べるってどうやって調べるの?
・どこを押しながらしゃべったらいいか分からない(スペースキーを押しながら話すと音声を認識します)
・オーキド博士の声でしゃべって欲しい
■妻から一言
Alexaにやって欲しいことあるから今度それ作ってよ。
今後に向けて
まだまだ10あるうちの1も使えてない状態だと思うので、ネガティブな意見をつぶしていけるスキルを身に着けていきつつ、実践的な面で、作って便利になった!
というものを開発していきたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!