Xで話題に上がったので調べてみたところ、iOS17.2のネットワーク共有ではIPv4通信は行われず、IPv6のみになっていた模様。
AppleCommunityでも話題に上がっていました。
どうやらiOS17.2ではIPv4アドレスがアサインされなくなった、とのこと。
実際にiPhoneのネットワーク共有をonにしたところ、iPad上のIPv4の表示は192.0.0.2/32となっています。
Wiresharkで見てもインターネット通信はすべてIPv6で行われていることが確認できました。
なお、IP設定を手動にしてDHCPを使用しない場合、ネットワーク共有に繋がっている機器同士は通信が可能な状態でした。
しかし、ネットワーク共有元の端末は自身のIPを設定する方法がないため、そのネットワークにIPv4通信で参加することができません。
通常、インターネットを共有したい、というケースでは問題になりませんが、IPv4通信を行うアプリケーション同士の通信のために、現場対応としてローカルネットワーク代わりに使用しようとすると問題が生じます。素直にwifi ルータ使ってLAN立上げましょう。
Apple公式のソースを発見できなかったので、ご存じの方がいらっしゃれば教えてください。