昨日kotlin festに行ってまいりました。スピード重視で記憶があるうちにセッションを聞いた感想や学びを書いていきたいと思います。割と雑な部分もあると思いますがご了承ください。
kotlinconf 2024 を後から256倍楽しむためのヒント
jetbrains japanの営業の方のセッション。
kotlin conf聞きましたか?というQから始まりますが、自分は聞けてません、、
そんな方のためにタイパ重視でカンファレンスを楽しむ方法。
生成aiを使うとサマリーがなかなかの精度で作れるとのことです。
kotlin conf以外のカンファレンスでも使えそうな気がしました。
まずはkotlin conf聞けてないので、やってみたいです。
またfleetというxcode開発もできてしまうideがあるとのことで、kmp開発時にすごく役立ちそうだと思いました。
トップバッターにふさわしい内容で、とてもためになりました。
kotlinで愉しむクリエイティブコーディング
プログラミング教室で実践されている、初心者のための講義内容を紹介されていました。
openrndrというライブラリを使うと、簡単に高度なグラフィックが作れます。
(大昔にpcのミュージックプレイヤーを再生すると変な波形のグラフィックが表示されましたが、それを思い出しました。)
完成されたものは少ないコードからできたと思えないほどいいものでした。
数学とか物理学の現象をつかって面白いグラフィックを作っていました。
そういうの話好きなので、楽しかったです。普段やらない領域だったこともあり、面白かった。
パフォーマンスと可読性を両立:kotlinのcollection関数をマスター
今回聞いた中で一番やさしい内容かと思います。kotlinのcollectionってたくさんあって、うろ覚えの物もあり、
改めて整理できました。
あと個人的にはcopilotなど生成aiをうまく使うと、使うべきcollectionがsuggestされてよいと思っています。
collection多くて覚えられない人におすすめです。
okioに愛を込めて
あまりkmp最近できてないですが、kotlinx-datetimeとか出ているんですね。
かなり昔やってたときはios用とandroid用に車輪の再開発をしていました、、
kmp改めてやってみたいと思いました。
プレゼンの構成もとてもよく参考にしたいです。
kotlin coroutinesで共有リソースに正しくアクセスする
flowとかコルーチンとか学びたてのときにmori atsushiさんのブログには大変お世話になりました。
今回の内容もとてもわかりやすかったです。
改めてmutexやupdate関数、競合に対する考え方の解像度を上げることができました。
atomicintegerとかも知らなくて、勉強になりました。
もっとKotlinを好きになる!K2時代のKotlin Compiler Plugin開発
なかなか上級者向けですが、Compilerの構造の概要を知ることができ、面白かったです。
このセッションのお陰で、あとのセッションも見やすくなりました(後述)
実際に自分がCompiler Pluginを開発することは今のところ想像できないですが、
Koltlinの情報収集やビルド関連のトラブルシューティングをする際に、少しでも概要を知っておくことで良い方向に働くのではないかと思います。
まだ JUnit を使ってるの? kotest を使って快適にテストを書こう
Kotestは知っていたが試せていなかったので、試したい!と思いました。
Fieldごとに比較できる良いマッチャーがあるのはよさそうです。
Truthライブラリでそんな困っていないし、Junitの書き方で慣れてしまっているのでこれでいいんじゃないかと思っていましたが、
食わず嫌いはだめなので試してみることにします。
Jetpack Compose: 効果的なComposable関数のAPI設計
Composableで開発しているときのあるあるがつまっていました。
個人的にはできるだけシンプルにし、拡張性や設計や最低限にして、
必要になったときに考えるというのが良いと思っています。
どんな状況にでも当てはまる指針は存在せず、
その都度いい方法を柔軟に考えないといけないということだと思いました。私も賛同です。
K2のKotlin IDEプラグインの中を覗いてみよう♪
JetBrainsの中の人ということで、K2で何が変わったか、変化の背景や目的などの話で、
面白かったです。
意味解析の部分が大きく変わったとのことでした。
IDEのindexを作る時間が短くなるということで、これは嬉しいことですね。
Kotlinを楽しく使えているのもIDE開発者の努力のおかげなんだなということを改めて感じ、頭が上がらないです。
k2にするとたまに見かけたsyntax highlight errorもなくなるようです。
あと、Android StudioにもK2モード追加されていますね。
Kotlinの歴史を可視化する
githubのKotlinのリポジトリのコミット数などを分析していく話。
どちらかというとKotlinの話よりデータ分析の話でした。
世間には大量のデータがあり、なんとなくデータを評価しがちですが、
論理的に、数学的な方法を使って評価していかないと信頼できないよね、と思いました。