タイトルの通り、AWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験を受験し、合格しましたので、体験記を書きたいと思います。
###試験について
AWSソリューションアーキテクトとはどのような資格か?といった根本的なことはご存じかと思いますので、ここでは実際に試験を受ける上での重要事項だけ書きます。
- 合格ライン
- 100~1,000点中、720点が合格ラインです。
- 受験方法
- 全国のテストセンターで受験できるほか、最近では自宅でのリモート受験も出来ます!すごいですよね。 私も自宅受験やってみたい、と思いましたが、子どもに乱入されると一巻の終わりでしたので無難にテストセンターにしました。 自宅では集中力が落ちるとか、通信回線に不安がある方は、無難にテストセンターにしておいたほうがいいと思います。
- 資格の有効期限
- 3年です。たいてい有効期限があるのがベンダー試験の厳しいところですよね… 特にAWSは頻繁に新サービスがリリースされたりするので、有効期限の必要性は分かるんですけどね。
- 金額 2,200円(税込)
- 試験時間 35分
- 出題数 25問
- 意外と時間が足りない!
- 問題文の日本語が若干クセある!
- 黒本でみたことないサービスが出てきた(Amazon Cognito?なにそれ?)!
- 何が求められているのかをしっかり意識する
- たいてい問題文の最後の一文に書かれているのですが、AWSのサービス群を使って**何を解決したいのか**を押さえることがポイントです。
求められるのはコスト効率の良さか?
高パフォーマンスを発揮する構成か?
高可用性か?
堅牢なセキュリティか?どうしても試験中は急がなければいけないという意識が働き、無意識で問題文を流し読みしがちになります(特に問題文の後半は)。
しかし、求められていること、解決したい問題、これを読み間違えると非常にもったいないです。
###受験者のスペック
都内勤務のインフラエンジニアです。
AWS実務歴は半年ほど。某案件でわりと自由にAWSラボ環境を使わせてもらえる機会があり、基本的なマルチAZの冗長構成を作ったりできました。
やはり実際に手を動かす経験は大きいですね!
少なくともVPN、サブネット、IGW、EC2、RDS、S3、CloudWatch、AutoScaling、IAMあたりは実践経験があったほうがいいのではないかと思います。
###使った教材
※アフィリンクではないのでご安心ください。
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
いろいろな試験で定番の、いわゆる黒本。
ある程度インフラ業界で働いている人にとっては、すんなりと理解できる内容になっていると思います。
また、本試験と同程度の問題集が付属しています。
本試験とは難易度や出題傾向がちょっと違いますが(特に近年リリースされたサービスに対応しきれていない印象)、実力試しには最適かと。
Web上の無料問題集
ありがたいことにWeb上に無料問題集があり、活用させて頂きました。
AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説
とか
Amazon AWS 資格取得のための演習問題集(完全無料、オリジナル)
とか。
問題数も豊富ですし、なにより無料です。利用しない手はないです。
ちなみに、Udemyの問題集も評判がいいみたいですね。
私はもし不合格になったらお世話になろうと思いましたが、運よく1発合格できましたので利用しませんでした。
###AWS公式 模擬試験
AWS公式で模擬試験も受けられます。もちろん自宅からのリモートも可。
詳細は以下の通り。
たかが25問に2,200円…と思われるかもしれませんが、個人的には絶対やるべきだと思いました。
やはり実際の試験に近い形式での問題に触れられるのは大きいです。
私個人としては模擬試験を受けてみて、
と、率直に言うと予想以上に難易度が高かったことを思い知らされました。
ぶっつけで本試験に挑んでいたら、無事返り討ちになっていたことでしょう…。
###試験本番
そんなわけでしっかり対策を練ったうえで、いざ本試験。
攻略法…とまでは言えませんが、ここを気をつけるべきというポイントを挙げます。
スコアレポート
結果、725点/1,000点で合格となりました。
たぶんあと1問間違っていたら…(;´Д`)