目次
1. Dockerfileとは?
Dockerイメージの作成に使用するファイル。
「docker build」を使用してイメージを作成できる。
# 構文フォーマット
$ docker build -t 作成するイメージ名 Dockerfileがあるフォルダのパス
2. Dockerfileの記述方法
Dockerfileコマンド
コマンド | 内容 |
---|---|
FROM | 元にするイメージを指定する |
ADD | イメージにファイルやフォルダを追加する(リモートからもファイル追加できる, 圧縮ファイルが自動解凍される) |
COPY | イメージにファイルやフォルダを追加する(リモートからのファイル追加はできない, 圧縮ファイルは自動解凍されない) |
RUN | イメージをビルドするときにコマンドを実行する |
CMD | コンテナを起動するときに実行する既定のコマンドを指定する |
ENTRYPOINT | イメージを実行するときのコマンドを強要する |
ONBUILD | ビルド完了したときに任意の命令を実行する |
EXPOSE | 通信を想定するポートをイメージの利用者に伝える |
VOLUME | 永続データが保存される場所をイメージの利用者に伝える |
ENV | 環境変数を定義する |
WORKDIR | RUN,CMD,ENTRYPOINT,ADD,COPYの際の作業ディレクトリを指定する |
SHELL | ビルド時のシェルを指定する |
LABEL | 名前やバージョン番号、製作者情報などを設定する |
USER | RUN,CMD,ENTRYPOINTで指定するコマンドを実行するユーザーやグループを設定する |
ARG | docker buildする際に指定できる引数を宣言できる |
STOPSIGNAL | docker stopする際にコンテナで実行しているプログラムに対して送信するシグナルを変更する |
HEALTHCHECK | コンテナの死活確認をするヘルスチェックの方法をカスタマイズする |
# 記述例
# Apacheの場合
FROM httpd
COPY index.html /usr/local/apache2/htdocs/
3. いろいろな例
追加予定。