Pythonのパッケージ管理はpoetryが便利です。
poetry install
ですぐに環境を再現できます。
pipを利用するためpyenvとの相性がいいです。
そんなpoetryをWindows10でも使うための方法です。
(公式にもあるので新しい情報はないです。)
インストールのコマンドまとめ
サクッとインストールしたい人はこちらを参照してください。
# powershell
python -V
(Invoke-WebRequest -Uri https://raw.githubusercontent.com/python-poetry/poetry/master/get-poetry.py -UseBasicParsing).Content | python -
poetry --version
poetry config virtualenvs.in-project true
インストール方法
前提条件
Pythonがpowershellで使えること。
具体的には次のコマンドでバージョンが確認できること。(3.xを推奨します。)
python -V
poetry
基本的には公式に従います。
公式にあるようにpipでのインストールは推奨しません。
(poetryのパッケージ管理にpoetryが含まれてしまうため。)
poetry:https://python-poetry.org/docs/
powershellで以下のコマンドを実行すれば、ほぼ終了です。
# powershell
(Invoke-WebRequest -Uri https://raw.githubusercontent.com/python-poetry/poetry/master/get-poetry.py -UseBasicParsing).Content | python -
exit
一度powershellを終了し、以下のコマンドでpoetryがインストールしていることを確認します。
poetry --version
もしうまくインストールされていないようであれば、
アンインストールして環境を確認してみましょう。
アンインストールは--uninstall
を付けるだけです。
参考:https://qiita.com/makuramoto1/items/b3f4a0d610e4f97ef3f8
(Invoke-WebRequest -Uri https://raw.githubusercontent.com/python-poetry/poetry/master/get-poetry.py -UseBasicParsing).Content | python - --uninstall
最後に、プロジェクト内に仮想環境を作成するように設定することをお勧めします。
これを実行しておくとプロジェクトのルートに.venv
が作られるようになります。
poetry config virtualenvs.in-project true
ちょっと使ってみる
# 新しくプロジェクトを作る(ディレクトリが作成されます)
poetry new
# 新しくパッケージ管理を行う(tomlファイルができます)
poetry init
# すでに管理されているプロジェクトにパッケージ情報を反映(tomlをもとにインストールします)
poetry install
# パッケージを追加(tomlファイルも更新されます)
poetry add [module]
まとめ
まとめるほど内容はないですが、poetryは1行で導入できます。
Pythonの環境はpyenv-winで導入するといいと思います。
シンボリックリンクとか自分で張ったりするのは大変なので。