「めぢからゲーム」を改造する
『こどもパソコンIchigoJamではじめるプログラミング』(その2)「めぢからゲームをかいぞうせよ」に掲載されているプログラムリストにちょっとだけコードを追加した。このめぢからゲーム、数字の早押しゲームで結構楽しい。もうちょっと味付けしようと思えば、やっぱり効果音。圧電スピーカを取り付けてやれば音付きのゲームになって、もっと燃えるでしょ?ゲームが終了するときにはメロディがあるといいよね。
うん、やっぱり音がある方が楽しいね。
MMLは改造のきっかけになる?
改造、といっても、BASICを初めて触るこどもには、どこから手をつけて良いのかわからないはず。たぶん、とっかかり易いのは最後の一行、MMLの改造。
CDEFGABCがドレミファソラシド。C4はドの四分音符、C4.とすると、ドの付点四分音符。などとマニュアルに掲載されたMMLの一覧表を説明してあげれば、ソプラノ笛を吹く小学生ならもう大丈夫。試行錯誤を繰り返しながら、楽しいエンディングテーマをひねり出すことでしょう。
こどもには、先ずノーマルの「めぢからゲーム」を楽しんでもらい、その後にこの(改)を与えて違いを探し、改造入力してもらいましょう。正解のキーを押せば圧電スピーカから音が出ますし、終了したらメロディーが。しばらく遊んでくれることでしょう。
飽きてくる少し前に、おもむろに改造の方法を紹介するのです。あるいは「どうしてさっきのプログラムと違って音が出るの?」と質問してくればしめたもの。マニアックに解説しても聞く耳を持つでしょう。