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Gitをシンプルに使う

Last updated at Posted at 2018-12-19

基本的なこと

ブランチを切り替えながら作業することになるので、必ず、現在のブランチが表示されるツールで作業します。
コマンドラインであればGit Bash、IDEであればなんでもよいかと思います。

Gitは多機能で複雑ですが、Git flowの概念を理解しておくことで、シンプルに利用できます。

Git flow - https://danielkummer.github.io/git-flow-cheatsheet/index.ja_JP.html

  • リモートリポジトリ
    サーバーで管理する共有リポジトリ(つまりバックアップ対象)

  • ローカルリポジトリ
    自分のPCで管理する個人リポジトリ(リモートリポジトリをクローンしたもの)

  • masterブランチ
    リリース済みのコードが入ったブランチ(常に動作する)

  • developブランチ
    開発中のコードが入ったブランチ(リリースはしていないが常に動作する)
    ※ developブランチをつくらず、masterブランチだけで運用する場合もあります。

  • feature-(機能番号)ブランチ
    修正を行っているブランチ(developブランチからブランチする)

  • release-(リリースバージョン)ブランチ
    リリース作業中のブランチ(developブランチからブランチする)

  • hotfix-(障害番号)ブランチ(bugfix-(障害番号)ブランチ)
    障害対策のための修正を行うブランチ

ダメなこと

  • リポジトリに中間生成物をコミットしてはいけません。(ビルドプロセスに問題が出たり、リポジトリサイズが肥大化するからです)

そのために、.gitignoreファイルに、中間生成物のファイル名、フォルダ名を記載して、コミットされないようにします。

ローカルリポジトリにクローンする

git clone リポジトリ名

ブランチを作成する

基本的にはチケット管理ツールと連動し、チケットからリモートリポジトリのブランチを作成します。

ローカルリポジトリのブランチを切り替える

常にfeature/hotfix/bugfixブランチで作業します。

git fetch origin ブランチ名
git checkout ブランチ名

ここで修正作業を行ないます。

ローカルリポジトリにコミットする

VSCodeなどのIDEで作業します。

ローカルリポジトリのmasterやdevelopにマージする

マージ時にconflictが起きると、conflictを解消するまで、他の操作ができなくなります。
そのため、conflictをすぐに解消しないのであれば、一旦確認する手順を行ないます。

conflictが起きてもすぐ直す場合

git pull origin master

conflictが起きるか確認する場合

git fetch origin master
git merge master --no-commit

ここでコンフリクトが発生するか確認します。
コンフリクトが起きたら解決(修正)します。

問題なければ、

git merge 

元に戻したければ、

git merge --abort

リモートリポジトリにpushする

git push origin ブランチ名

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