Teams会議でアバターを使うで、自分の映像をアバターに変えることができました。
しかし、音声は変わっていません。
性別の違うアバターを使うために、音声も変えてみます。
実現する構成
以下のように音声が流れるように設定します。
マイク → 恋声 → VB CABLE Input → VB CABLE Ouput → Teams
VB-CALBEという仮想オーディオデバイスによって実現します。
声質変換は「恋声」というフリーウェアを使わせていただきます。
ただ、ここに示す設定では、PCの音声がすべて相手側に流れてしまうので、ご注意ください。
インストール
VB Cable
https://www.vb-audio.com/Cable/
※VB Cableのインストール後、再起動が必要なので、先にインストールします。再起動すると、サウンドの出力デバイスと入力デバイスが変わっているので直しておきます。
恋声
http://koigoemoe.g2.xrea.com/koigoe/koigoe.html
恋声を起動する
マイクボタンを押します。
この状態でマイクにしゃべると少し遅れてスピーカーから自分の声が返ってきます。
次に、Presetで、男性→女性の場合「M→W」を女性→男性の場合「W→M」を押します。
そうすると、スピーカーから返る声が変わります。
VB Cableを設定する
サウンドの設定を開き、出力デバイスにCABLE Inputを指定します。
Teamsを設定する
Teamsのデバイスの設定を開き、マイクにCABLE Outputを指定します。
これで準備完了です。
Teams会議を開始し、何かしゃべると、相手側に変換された声が届きます。
自分の生の声は届きません。
遅延は1秒くらいありますので、音声と口パクを同期するために、Luppetのリップシンク設定を音声ベースにしてマイクをCABLE Outputにしておくとよいと思います。
よいアバター会議ライフを。
おしまい。