はじめに
この記事は,SLP KBIT Advent Calendar 2019 の1日目の記事です.
タイトルの通り,プログラミング言語Vのインストールを行っていきます.
Vとは
https://vlang.io/
https://github.com/vlang/v
2019年6月22日にリリースされたプログラミング言語です,
シンプルで早くて安全というこということを謳っています.
fn main() {
println(add(77, 33))
println(sub(100, 50))
}
fn add(x int, y int) int {
return x + y
}
fn sub(x int, y int) int {
return x - y
}
出典: https://github.com/vlang/v/blob/master/doc/docs.md
公式のコードを見た感じ,かなりGoライクです.
環境
macOS X バージョン 10.14.6 (Mojave)
インストール
まず,githubからVをクローンしてきます.
$ git clone https://github.com/vlang/v
$ cd v
$ make
次のコマンドでVをアップデートすることができるようです.
一応やっておきます.
$ v up
この段階では,[vをダウンロードしたディレクトリ]/v
で,vを実行できるみたいです.
どこのディレクトリからでもvで実行するためには,シンボリックリンクを張る必要があるみたいです.
次のコマンドで/usr/local/bin/v
にシンボリックリンクを張ることができるみたいです.
$ sudo ./v symlink
$ v
と入力したとき以下のような画面になったらインストール成功です.
$ v
v 0.1.23 1a0b78a
Use Ctrl-C or `exit` to exit
>>>
グラフィックモジュールを使用するときはglfw, freetypeが必要です.
また,httpパッケージを使用するときは,opensslが必要です.
以下のコマンドでインストールできます.
$ brew install glfw freetype openssl
ちょっと触ってみる
FizzBuzz問題
fn main() {
n := 50
for i := 0; i < n; i++ {
if i % 3 == 0 {
println("Fizz")
} else if i % 5 == 0 {
println("Buzz")
} else if i % 15 == 0 {
println("FizzBuzz")
} else {
println(i)
}
}
}
goとほとんど同じです.
違うのはpackageがなくても動くことくらいですかね.
おわりに
すでにVSCodeでVの拡張機能があったことに驚きです.vimのプラグインもあるみたいです.
これからどのようになっていくのか楽しみです.