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アウトプットする為に書いた記事は、もっと沢山の人に読んでもらいたいよね。

Last updated at Posted at 2024-03-02

TL;DR

  • 「読まれたい」事を前提にするなら、トレンド入りを目標に
  • 「いいね」をもらえる様な記事の構成になる様に努力する事
  • ターゲットユーザを広く持った記事の方が手に取ってもらいやすい

はじめに

Qiitaで投稿を定期的に行っている身として、
投稿した記事がトレンドに載ったり載らなかったりで、一喜一憂したりします。

当然ながら注目されていいね!をもらえれば嬉しいですし、
少ないview数で沈んでしまえば「せっかく時間をかけて書いたのに…
と思う事もある訳です。

記事を書くモチベーションを保つのに重要な事として、
注目されるという事は非常に重要な意味を持ちます。
要するに、トレンドに載ったり、いいねを押してもらえるという事です。

「アウトプットをする」という事はそれだけで重要ではあるのですが、
それだけを重要として掲げるだけでは、習慣化するのは難しいのではないでしょうか。

やはり一定のフィードバックがあってこそ、
アウトプット楽しい!」に繋がるのではないか、と思っています。

せっかく書いた記事が色々な人に読まれて、
誰かの為になっている、という実感があってこそ、
より沢山の楽しさが生まれると思っています。

本記事では、Qiitaで記事を投稿する際の目標や、
アウトプットをする為のモチベーションの向上をテーマに、
自分の投稿の際の工夫も併せて記載して行きます。

何故アウトプットするのか

まず、アウトプットをするというのは、それだけで学習効果が非常に高いと言えます。
誰かに説明をするという事は、その内容をきちんと自分で調べて、
実際に体験したり、それを説明する為に情報を整理する必要がある訳です。
その為に工夫をしたり、努力をする過程で知識を得られる。
そんなアクティブ・ラーニングとしての大きな効果があります。
参考に、以下にリンクを記載しておきます。

他にも以前、@minorun365さんが投稿した記事も大変興味深いです。
遺伝子レベルで合理的だと…!?

いずれにしても「アウトプット楽しい!」という段階に来ると、
アウトプットする為にまたインプットする、という
無限循環が生まれて行きます。

エンジニアとして新しい事を学び続ける必要という大きな問題に対し、
そういう気持ちは有効に働くのでは無いでしょうか。

アウトプットをする事で、得られる効果は非常に大きい。
何故なら遺伝子レベルで組み込まれている(らしい)

アウトプットを続ける為に

Qiitaでの話に絞り、Qiitaでの記事の投稿を続けようと思えば、
やはりいいねが欲しい! とかトレンドに載りたい!を考えるのでは無いでしょうか。
自己承認欲求的にも不自然では無いし、それを希望するのは恥ずかしくありません。

この記事を記載している、私もそうです。
何かを投稿したならば、

より多くの人に見てもらいたい。
多くの人の、何かの糧になってもらいたい。
かつ多くのフィードバックを欲しい。

そう願うのは、何も不思議では無い感情だと思っています。

起こしたアクションに対して、フィードバックをもらえるのは嬉しい。
view数や、いいね数が多ければ多いほど、嬉しい。

しかしながら、より多くの人からフィードバックをもらう為には、
様々な努力や工夫も必要だったりします。

このQiita上のユーザランキングに名を連ねる方々も、
適当に記事を投稿している訳では無い事は、想像に難くありません。
技術的な話で言えば、最近@Sicut_studyさんが自身のノウハウを公開されていました。

また、先日行われたQiita Nightの講演では株式会社 Nucoの小山内さんが、
KPIをいいね数に定めて記事を書き続ける事で、会社の認知の獲得を出来たとの事です。
一方で、その為には書き手の書きたい記事が書けない、とも述べていました。
大変面白いので、良ければ公開されている動画も見てみて下さい。

長く投稿を続けている方々も、
投稿の際の工夫や、目的を適切に定めて投稿していて、
何度もトレンドに入り、多くのいいね数やview数を獲得している。

私自身も、こういう方々を参考に、
色々な工夫を積み重ねて記事をトレンド入りさせたい、と思っています。
記事をトレンド入りさせることで、
より多くの人に伝えたいことを伝えられるからです。

トレンドに載る事の意味

トレンドに載るという事の大きな利益として、
非常に多くのインプレッションを得る事が出来るというメリットがあります。

まず、実際に自分が過去に掲載した記事で、
Qiita上で投稿者のみが確認出来るview数にて比較した結果を
以下に示して行きたいと思います。

トレンド入りの有無でのview数比較

まずはトレンドに載らなかった記事のview数を見てみます。

この記事は362 viewでした。
トレンド入りしなかった他の記事でも大体500 view以下になるので、
大体この様な結果が一般的になるのではないかと思われます。

一方で、全体トレンド入りした記事のview数を見てみます。

この記事は8,745 viewでした。
トレンド入りする事で、インプレッション数は10倍以上になり、
それだけ多くの人に訴求出来たという事になります。

Qiita上で投稿された記事を商品に例えるならば、
少なくとも多くの人に手に取って購入してもらえた、という結果であり、
トレンドに入るという事はCMや、広告を打ったのと同義の効果を果たします。

トレンドに入るという事は、それだけ目立つという事。

Qiitaはサインアップしない状態でも閲覧する事が可能で、
非登録で閲覧だけするユーザが、実態としてかなり多い事が推察されます。

しかし、その様な利用の場合、タイムラインは表示する事が出来ません。
非ログインユーザは、タグ登録が出来ないからです。
なのでトレンドしか見ないという非ログインユーザは、相当に多いのでしょう。
新規記事やトレンド入りしていない記事は、非登録ユーザに対して目に触れ辛いのです。

新規投稿した記事を多くの人の目に触れさせる為には、
トレンドに載る事が重要になります。

多くの人に見てもらいたいと思うのであれば、
投稿した記事がトレンド入り出来る様にするべきである。

Qiitaの「トレンド」

これはQiitaのトレンドの特性ではありますが、
Qiitaのトレンドでは大体投稿日から3日程度の間しか載る事が出来ません。

大体の場合「いいね」と「ストック」に関するランキングにはなりますが、
投稿から日付が経つ毎に下がって行く倍率が掛かる様な処理になっている様で、
新しい記事はランキングの上方に行きやすく、
少し投稿から時間が経った記事はランキングの下方に行きやすくなります。
そして、数日経つと倍率がゼロになる、と言った感じでしょうか。

なので、トレンドに載る為に重要なのは、
記事の内容はもちろんの事ではあるのですが、
とにかく早く「いいね」を獲得してトレンドに載る事です。

いち早くトレンドに入らないと、旬が過ぎてしまう。

タイムライン上で誰かに見付けてもらう為には、
タイトルの工夫」や「タグ戦略」が必要です。
なるべく分かり易く、見てもらいやすいタイトルを設定し、
かつ誰かがフォローしているタグになるべく引っ掛かりやすいように、
適切なタグを選択しましょう。登録者数の多いタグが、人気のタグです。

記事を読んでもらえる様にする為の、マーケティング戦略も大事。

自分はX(twitter)も活用して、\別方向からもアクセスしてもらえる様に、
投稿時は必ず告知を行い、間口を広げる形でトレンド入りを目指して投稿しています。

テーマ選択の重要性

しかしながら、書いた記事が全然伸びなかったりする事は無いでしょうか。

「自分が体験した特別な事」の記事というのは、とびきり伸び易いです。
その理由は、希少性が高いからです。
しかしながら、自分が体験した事というのは、限界があります。
長く続けることは出来ない。いつかネタ切れが待っています。

では技術に関連した話を書いたとして、伸びなかったりするという事は良くある訳です。
そういう時は大体、テーマが狭いのが原因かと思います。
以下に例を示して行きます。

テーマの違いによるview数の比較

先日、私が投稿した記事が2本同時に全体トレンドに載っていた時期がありました。
以下の2記事がそうです。

前者はObservabilityの一端を担うトレーシングの話であり、
後者はネタです。一応ターゲティング広告の話もしてますが。

技術的な学びという観点であれば、前者の方が記事として価値が大きい訳ですが、
実際にどちらがより多く閲覧されていたか、といえばどうでしょうか。

QiitaにはGoogle Analytics(GA)を簡単に配置出来る機能があり、
同時期にトレンド入りしていた事で、それらの統計値を簡単に比較する事が出来ます。
以下画像はGAのリアルタイムアクセスで観測した、瞬間的な表示回数です。

技術記事が4view、ネタ記事の方が25viewと、
アクセス数はネタ記事の方に軍配が上がる、という悲しい結果になっています。

これはどういう事かと言えば、
興味の無いテーマの記事は、閲覧してもらう事さえ出来ない」という事でしょう。
いいねをもらうかどうかという、壇上にさえ立てていないのです。

皆さんもQiitaのトレンド記事を上から下まで見る事はあると思いますが、
果たして全ての記事を開くでしょうか?
興味・関心のある記事だけしか開かないのではないでしょうか?

何だかんだ言って、自分の興味・関心ある記事しか、開いてもらえない。

予想ではありますが、先のQiitaNightの項で触れた、
書き手の書きたい記事が書けない」というのはコレの事です。
ニッチな記事というのは、勿論刺さる人には刺さるだろうとは思いますが、
どうしても万人受けしないという問題があります。
目標となるいいね数をKPIとするなら、万人受けする記事以外は書くべきではありません。

私が書いた2つの記事に関して言えば、
技術的な記事ではタイトルの「トレーシング」を知らなければ開かれないのに対し、
ネタ記事では「猫」「広告」さえ知っていれば開かれる可能性があります。
この違いがインプレッション数に大きな違いを生み、
いいねをもらえるチャンスの数に違いが出てくる訳です。

つまり、書いた記事を誰に読んでもらいたいかを意識し、
ターゲットユーザを広く選択する事で、
私達はより多くの人に記事を読んでもらえるのでは無いでしょうか。

ターゲットユーザの範囲を意識して、
より多くの人を対象にする様な記事にする事で、
記事を読んでもらえる機会を増やすことが出来る。

例えば伝えたい事が、対象範囲が狭い様な場合でも、
前段の説明部分を広く、大きくして、伝えたい内容を最後に持ってくる事で、
作成した記事のターゲットユーザを広くする事が可能です。

そうして記事自体に注目が集まれば、
伝えたいことを伝えるチャンスが増えるのではないでしょうか。

おわりに

この記事は、Qiitaに記事を投稿している、
全ての投稿者をターゲットユーザに設定したつもりで記載したので、
出来れば「伸びて欲しいなあ」と思いながら投稿しました。

伝えたい事を上手く伝えられる事で、
またアウトプットしたい!」という気持ちが生まれやすくなります。
こういうのを天使のサイクルとも言いますね。

自分自身もアウトプットに関しては未熟者ですが、
今Qiitaに載っている多くの有益な記事が、
トレンドに入れずに埋もれていくのは
ちょっと勿体ないなと思う事が多々あります。

せっかくの技術も、見せ方やアピールの仕方ひとつで、
より多くの人に見てもらえる可能性が上がると思います。
そうすれば、また新しい技術を伝えたくなると思います。
そして皆さんと一緒に、アウトプットに取り組んで行きたいなと思っています。

良いアウトプットをするために、
より良い方法などあったらぜひ教えて下さい。

そして記事を読んだら、いいね!を頂けると筆者は大変嬉しいです。

筆者もQiitaの記事を良く読みますが、面白い記事だなと思ったら、
なるべく軽い気持ちでいいね!を押す様に心掛けています。
いいね!をもらえるのは非常に嬉しい事だと知ったからです。

良ければtwitterのフォローも頂けると、跳ねて喜びます。

それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

あとがき(追記:2024/3/3)

2024/3/3の朝より、本記事はQiitaのトレンド入りしました:tada:
しかしながら、トレンド入り出来た要因としては、
Xで告知や関連情報を呟くなど、いわゆるマーケティング活動の影響が大きくて、
そちら経由で読んで下さった方がいいねを押してくれた、というのが事実です。

Qiitaに記事を投稿するだけでは、やっぱり勿体ないです。
一杯告知して、一杯アピールする事も、大事なんだと思います。
だって、アウトプットする為に書いた記事は、もっと沢山の人に読んでもらいたいよね。

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