VRChatワールドをclusterに上げた話。
対象者
- VRChatでのワールド作成経験者
事前準備
- VRChatワールド
- UnityHubで2019.2.21fをインストール
- 以下のモジュールも加える
- Android Build Support
- iOS Build Support
- Mac Build Support
- Windows Build Support
- モジュールに漏れがあると「なぜかアップロードFailになる」事象が起こる
- Creator Kitをダウンロードし、Creator Kitのインポートと、レンダー設定を変更
手順
- VRChatのUnityプロジェクトフォルダをコピーしリネーム
- そのリネームしたフォルダ内のAssetsフォルダの下の「VRCSDK」のフォルダ、「Library」フォルダを削除する
- UnityHubから「2019.2.21f(clusterで使えるバージョン)」で開く
- clusterで必要な最低限の設定を入れる
- Despawn Height: この高さよりも下に落ちたらRespawnする高さの設定
- Spawn Point: VRChatのSpawn場所相当(Entrance)
- Main Camera: 消す
- メニューの「cluster」⇒「ワールドアップロード」からワールドをアップロード
- 「新規作成」
- 「NewVenue」のタブが下にできるのでそれを選択し「画像の選択」からワールドのイメージ画像を設定し、「ワールド名」を入力し、アップロードする
- ★ここでエラーがあれば修正を求められるので修正する
- アップロードに成功すると、画像の通りSuccessが並ぶ
- ★なぞのFailの場合、いわゆるUnityの機嫌が悪い状態なので、Unityのエラーメッセージなどを参照がんばって対応するしかない…
- なおこの段階ではワールドは公開されない、Webの管理画面から「公開する」を選択して初めて誰でも入場可能な状態になる
コンバートしたワールド
- VRChat
- cluster
ちなみに以下のワールドでもConvert成功(2020.9)
- オリジナル= NeosVRで作成
- NeosVRからexportしたデータをVRChatへ移植
- VRChatへ移植したものをclusterへ移植(ここでこの記事の内容を活用)
その他
- 30MB程度のワールドでもうちのPCだとビルドに30分くらいかかります
- VRChatでそこそこ複雑な仕組みにしているとうまくアップロードできないようです