はじめに
LexとConnectでシステムを開発した際、Lexの本番環境と開発環境のエイリアス設定を調べましたので、まとめます
また、環境ごとのLexに合わせたLambdaも関連付けます。
事前構築
- LexとConnect、Lambdaを構築済み
Lexの開発環境
Lex
Lexを作成時に設定されているドラフトバージョン
をエイリアス:TestBotAlias
に関連付けましょう。
おそらく、デフォルトで関連付けられていると思います。
エイリアスTestBotAlias
の関連バージョンがドラフトバージョン
になっていることが分かりますね。
ドラフトバージョンは、Lexを開発時、インテントを修正後、インテントを保存→構築
すると即反映されるバージョンになります。
Lambda
TestBotAlias
で設定するLambda
も開発環境用のLambda
を設定します。
Lambda 関数のバージョンまたはエイリアス
は、$LATEST
で良いかと思います。
Lambdaのコードを修正し更新した場合、即反映されますね。
Connect
ConnectでLexを使用するには、2箇所設定が必要です。
1つ目は、ConnectのContact flows
で、使用するlexとエイリアスを選択し、追加します。
2つ目は、お問い合わせフローの顧客の入力を取得する
に、lex名とエイリアスを選択し、保存します。
Lexの本番環境
Lex
本番反映する流れとして、開発環境のLexで開発し、動作確認後、本番に反映することが一般的ですので、
本番に反映する作業として、エイリアスとボットのバージョンを作成し、本番用のエイリアスに関連づける必要があります。
バージョンを作成
バージョン1が作成されましたので、クリックします。
エイリアスをバージョンに関連付ける
をクリックします。
エイリアスprodを関連付けます。
Lambda
エイリアスprodを関連付けた後、言語Japanese
をクリックし、本番環境用のLambdaを設定します。
今回は、エイリアスは$LATEST
ですが、本番用のものだとLambdaのエイリアスもprod
だと思いますので、構築に合わせて選択しましょう。
Connect
開発の流れ
先程も説明しましたが、本番反映する流れとして、開発環境のLexで開発し、動作確認後、本番に反映することが一般的です。
ドラフトバージョンで開発し、動作確認後、本番反映するために、再度バージョンを作成
します。(次は、バージョン名バージョン2
として作成されます)
そして、そのバージョン2
をエイリアスprod
に関連付けることで、本番環境に反映されます。
このとき、LambdaやConnect側では、エイリアスprod
を設定済みのため、特に修正する必要はありません。
参照