こんにちは。
Japan AWS Jr. Champion兼アジアクエスト株式会社でクラウドエンジニアをしている宮島です。
この記事はJapan AWS Jr. Champion Advent Calendarの18日の記事です。
先に懺悔しますが、タイトルは誇張表現です。
AWS JAMとは?
簡単に言えばチームで複数の課題に取り組みにチャレンジし、他のチームと得点を競い合うイベントです。
事前にメンバーを集めて参加することも、その場でソロ参加の人同士で集まって即席チームを組むことも可能です。
オンラインでのイベントもありますが、醍醐味はオフラインで一斉に同じ課題に取り組み、順位が出ることではないかと思います。チーム間で得点を競い合うことは普段の業務やエンジニアリングでは得難い経験です。
今回参加したJAM
今回私は初日に行われた、「Generative AI」をテーマにしたJAMに参加しました。
JAMのような実際に現地で手を動かすようなセッションはGamified Learningといったジャンルに分類されていますが、このジャンルのセッションはあっという間に埋まってしまっており、唯一滑り込めたのがここだった、という感じです。
テーマとしては参加者の多そうな本セッションが空いていた理由としては、会場が初日のマンダレイベイというところでベネチアン(re:Inventの主会場)から遠いから、ということなのかなと思っています。
ともあれ自分は無事参加出来たのでありがたい限りです。
チーム結成
私はre:Invent初参加でAWS Summit TokyoもJr. Champions表彰で行ったのが初めてでした。
そのため、事前にチームを組んでいくといったことは一切頭にありませんでした。
JAMは一人では参加できません。即席のチームを組むことになります。途方にくれていると、後ろに居た長身の男性が声をかけてくれました。仮にJasonとします。
Jason「Hey! Where are you from?」
ぼく「... ! Japan!! Tokyo!」
Jason「Nice! Lets do this!」
いい人でした。
ありがたいことに他に後ろの二人にも声をかけて、一瞬で即席のチームが完成しました。
私が最もアメリカを感じた瞬間でした。
メンバーはこんな感じです。ちなみに全員仮名です。
Jason: 長身のアメリカ人男性。ベテランっぽい雰囲気
Tasel: 中華系アメリカ人男性。一番声かけてくれた。
Orey: 北欧地域から来たって言ってた。一緒に同じ課題に取り組んだ結果一番迷惑かけた。
ありがたい反面、私はこの後の課題の難易度よりもいかに円滑にコミュニケーションを取るかで頭が一杯でした。
なので以降写真が一枚もありません。(余裕が無いので)
戦えるのか?
気になるのは、Jr. Championsが行ってどれくらい戦えるのか?というところかなと思うのですが、結論から言うと表題に記載の通り、全く歯が立ちませんでした。
Cloud9とCodeWhispererを利用して開発を進めていくイベントだったのですが、まずJasonが全員に確認します。
「君たちCodeWhisperer使ったことある?」
「「「ほとんど無い」」」
「俺もだ!!HAHA!!」
終わったと思いました。
ところが、蓋を開けてみると意外と取り組めます。
というのも、CodeWhispererの導入はJAM内で丁寧に案内があるし、なによりCloud9を利用することで環境構築に慌てる必要がありません。
難易度別にLevel 1-3程度まで用意してあり、Level2くらいまでなら初見でもソロで取り組めます。
ちなみに最後に自分が放ったセリフは「Try it myself」でした。
つまり、最終的にコミュニケーションを諦めてソロで課題を達成する方針で進めました。
結果順位
計何チーム参加していたのか定かではありませんが、全体で見るとギリ上位半数に入れないくらいでした。
誰も対象の経験の無い状態でこの順位はまあまあ頑張ったんじゃないかと思います。
とはいえ、自分は英語での課題のキャッチアップ、メンバーとのコミュニケーションもコストがかかるため、他三人の足を引っ張ってしまった感覚は否めません。
全体で10-12問くらいあるうちのLevel1 2問、Level2 1問取り組んだところでタイムアップになりました。
それでもJAMに参加するべき理由
何よりも、今いる組織の外のスキル感やトレンドを感じることが出来ました。
特にJr. Championsに選ばれるまでの自分にとっては自社内のエンジニアが全てだったため、外のエンジニアと接することで得られるものは少なくありませんでした。
オンラインでもJAMに参加することは出来ます。しかし、私は絶対にオフラインでの参加をお勧めします。自分の横で同じ課題に取り組むエンジニアがどういったアプローチをするのか、リアルタイムで見ることのできる機会はさほど多くありません。
今年もAWS Summit Tokyoがあるかと思いますが、これまでグループで参加した人はソロでの参加を検討してみてください。
これまで一度も参加したことが無い人は、是非誰かと一緒にでも構わないので参加してみてください。きっと素敵な経験になると思います。誰もいないという方は、私に声をかけてください。一緒に一位目指しましょう。
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