はじめに
gulp3から4へバージョンアップで少しハマりどころがありましたので備忘録がてら手順をまとめます。
前提
- 過去にgulp3をインストールしたことがある
- バージョンアップ後は(執筆時点で)
4.0.2
となります。
手順
1.現状確認
グローバル(CLI)のバージョンを確認します。
3.9.1
になっている際は少し注意です。 2.2.0
の場合は手順5へスキップください。
$ gulp -v
CLI version: 3.9.1
Local version: 3.9.1
通常であれば sudo npm rm -g gulp
等 で削除されるのですが、不具合なのか何なのか削除されない事象に遭遇しました。
この様な場合はgulpのバイナリを直接削除する強硬手段で対応します。
削除できない方は手順2以降をご覧ください。
2.gulpのbinのパスを確認
$ whereis gulp
gulp: /usr/bin/gulp /usr/local/bin/gulp /usr/share/man/man1/gulp.1.gz
3.パスを見つけたら削除(または解除)
2で抽出されたパスがファイルもしくはシンボリックリンクかで適宜コマンドを走らせてください。
$ sudo rm /usr/bin/gulp /usr/local/bin/gulp /usr/share/man/man1/gulp.1.gz
または
$ sudo unlink /usr/share/man/man1/gulp.1.gz
4.グローバルでgulp-cliをインストール
$ sudo npm install --global gulp-cli
5.ローカルのgulpをバージョンアップ
- package.jsonで
"gulp": "^4.0.2"
で指定している場合は jsonファイルが存在するディレクトリ位置でnpm i
を実行 - コマンドから直接インストールする際は
npm i --save-dev gulp@4.0.2
またはnpm i --save gulp@4.0.2
等を実行
6.バージョン確認
$ gulp -v
CLI version: 2.2.0
Local version: 4.0.2
最後に
gulpfile.jsの記法もだいぶ変わる様なので、詳細は公式サイトをご覧ください。
誰かの助けになれば幸いです。