26
26

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

[Ubuntu 18.04] Android(やiPad)をサブモニターにする備忘録

Last updated at Posted at 2020-06-08

#経緯

windowsやmacは簡単にspacedeskやsidecarでサブモニターに出来るけど、
Linux(Ubuntu)でもサブモニターに使いたいって思った...

調べてみると「Ubuntu14.04でAndroid端末をサブモニタとして使う」を見つけたんですが、18.04だとVRUTUAL1が表示されず上手くいかなかったので、その解決策とともにまとめておきます。(備忘録)

参考; VIRTUL1のことを話し合ってるスレッド

DSC_0062.JPG

##環境
ubuntu 18.04
kindle fire HD 8
(iPad pro 11でも動作確認済み)

##サブモニター化

vinoが入っていない場合

$ sudo apt install vino

この後再起動した方がいいかもしれません。


設定→共有→オン→画面共有で以下のように設定しました。

20200608_153309.jpg

Screenshot_20200608-153341_VNC Viewer.jpg


Linux同士でない場合は暗号化がうまくいかないらしいので、念の為以下のコマンドを実行しておきます。

$ sudo gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false

このあと一応再起動しておきましょう


そしたらこの辺りのVNCのアプリを使います。(タブレットとPCは同じwifiにしてください)

_20200608_160542.JPG _20200608_160555.JPG

使い方はどちらも

  • ipアドレス
  • 先ほど設定したパスワード

を入力して接続します。(省略)

ipアドレスは

ifconfig

で調べられます。(wifiの設定画面から歯車マークでも確認できます)

これでPC画面を「ミラーリング」は出来るようになります。
しかし、モニターを使うのであれば「拡張ディスプレイ」にしたいので、以下それを設定していきます。

##拡張

sudo権限で書き込みを行います。

$ sudo gedit /usr/share/X11/xorg.conf.d/30-virtscreen.conf

以下をコピペします。

Section "Device"
	Identifier "intelgpu0"
	Driver     "intel"
EndSection

サブモニターにしたいAndroidの画面情報を追加します。

cvt 横 縦 リフレッシュレート

ぼくのkindle HD 8 は、1280✕800 でしたで、以下のようにします。

$ cvt 1280 800 60 
File.jpg

次に
「xrandr --newmode (modeline以降の文)」
を実行します

$ xrandr --newmode "1280x800_60.00"   83.50  1280 1352 1480 1680  800 803 809 831 -hsync +vsync
$ xrandr -q

で現在の状態を確認できます。

File (1).jpg

VIRTUAL1が先程設定したものです。これをモニターとして追加します。

$ xrandr --addmode VIRTUAL1 1280x800_60.00

もう一度

$ xrandr -q

を実行して、以下のようにアスタリスクがついていたら成功です。(1280x800_60.00 59.81*)

IMG_0346.jpg

##最後に設定

設定→ディスプレイから以下のような画面に移動します。

File (2).jpg

Unknown Displayとなっているのがタブレットです。オフにすれば解除可能です。

##ps

iPadのスマートキーボードも特に設定せず使えました。

参考
Ubuntu14.04でAndroid端末をサブモニタとして使う
VIRTUL1のことを話し合ってるスレッド

26
26
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
26
26

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?