少し前の記事なのですが、大事なことなので自分で理解するためにもまとめたいと思います。
チーム内のコミュニケーションこそ重要である
成功するかどうかを決定する要因はチームの誰がいるかではなく、チーム内でどのようにやりとりをしているかであるため、チームの構成はチーム内のコミュニケーションより重要ではない、というのがGoogleの結論だ。
Googleは同社のチームがより効果的に働くための5つの要素を特定した。
心理的安全性、信頼性、構造、意味、インパクトが在職期間、スキルレベル、場所などの性質よりも大きな影響を持っている。
1.心理的安全性
心理的安全性は5つの中で最も基礎にあり最も重要な要因だ、としている。
どんな組織でも「他人から浮いていないか」「理解していないことを悟られないように黙っていよう」という空気になって自己保身に走ることがあるものですが、効率的で良いチームにとっては害以外の何ものでもありません。安心して仕事に専念するためには、チームの一員として安心できる空気づくりが肝心だということです。
2.信頼性
仕事の効率性を高めるためには、メンバー全員が歩調を合わせて進むことが重要。任せておいても着実にプロセスを進めてくれるメンバーがいることが重要です。
チームが一緒になって役割や責任を確認し、完了した仕事を完全に透明にしておくことで信頼性は促進されます。
3.組織構造と透明性
チームはゴールを頻繁に共有し、ゴールを達成するための計画を頻繁にレビューすることで改善する。チームのメンバーは全員が明確な自分の役目、仕事の予定、そして最終目標を共有しておく必要があります。
4.仕事の意味
仕事のゴールは利益を上げることではありますが、それだけでは続かないものです。チームメンバーのお互いにとって、今の仕事がどのような個人的な意味を持つのかを知っておくことも大切。
仕事が完了したことに対する評価を表現したり、サポートを表明したり、フィードバックをしたりすることで、個人的な意味の感覚は改善されます。
5.仕事のインパクト
仕事を進めるためには、モチベーションになるものが必要です。
個々人の働きがどのように他人に影響を与えているか(ポジティブにもネガディブにも)について頻繁に会話することでこの要因のチーム内での存在を高めることができます。