概要
Macを起動した際に自動でストリーミング配信映像を再生する方法について書きたいと思います。
展示会や説明会などでPCを起動したら自動でストリーミング配信映像を流したい時に活用
- 手順
- ffplayでストリーミング映像を表示出来るか確認
- ffplayを実行するスクリプトを書く
- Macで上記スクリプトを起動時に実行するように設定
- 確認方法
実施手順
① ffplayでストリーミング映像を表示出来るか確認
まずffplayを実行するためにbrewでダウンロード。ffmpegをDLすると一緒にffplayが入ります。
$ brew install ffmpeg
次にffplayでRTSPプロトコルの映像を再生
$ ffplay rtsp://ユーザ名:パスワード@IPアドレス:ポート番号/動画再生URL
例)$ ffplay rtsp://admin:hogehoge@192.168.1.100:554/axis-media/media.amp
② ffplayを実行するスクリプトを書く
シェルスクリプトを書く
$ cat rtsp.sh
#!/bin/bash
# 下記rtspは適宜置き換える
/usr/local/bin/ffplay rtsp://admin:hogehoge@192.168.1.100:554/axis-media/media.amp
実行権限を付ける
$ chmod +x rtsp.sh
③ Macで上記スクリプトを起動時に実行するように設定
~/Library/LaunchAgents配下にplistを作成。今回はrtsp.plistという名前で作成
※ /Users/ユーザ名/rtsp.shの部分は②で作成したシェルスクリプトを指定
$ cat rtsp.plist
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>Label</key>
<string>test</string>
<key>Program</key>
<string>/Users/ユーザ名/rtsp.sh</string>
<key>RunAtLoad</key>
<true/>
</dict>
</plist>
plistの設定を反映させる
$ launchctl load ~/Library/LaunchAgents/rtsp.plist
④ 確認方法
Macを再起動してストリーミングが自動で再生出来たらOK。
再起動に時間がかかる場合は以下のコマンドを実行することで確認が出来ます。
$ launchctl unload ~/Library/LaunchAgents/rtsp.plist
$ launchctl load ~/Library/LaunchAgents/rtsp.plist