3
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

ラズパイにスモウルビー環境を構築する

Last updated at Posted at 2018-02-10

ラズパイにスモウルビーを動作する環境を構築するまとめ。

ラズパイのことはこちら!
https://www.raspberrypi.org/

スモウルビーのことはこちら!
http://smalruby.jp/

#最初に!
最新のOS(stretch)では動作確認をしてません。というか、rbenvでrubyをビルドしてくじけました、、、
以下のURLから1つ前のOSのインストーラ(jessie)を取得してOS環境を準備してください。
https://downloads.raspberrypi.org/NOOBS/images/NOOBS-2017-07-05/

それと、Raspberry Piは2か3を使用してください。1ではくじけました。

#1.ラズパイを日本向けに設定してください。
すでに設定されている場合は、読み飛ばしてください。

sudo raspi-config

Localisation Optionsから、I1のChange Localeを選択します
ja_JP.UTF-8 UTF-8でスペースキーを押してマークを付けます
エンターキーを押します
ja_JP.UTF-8を選択します
エンターキーを押します

Localisation Optionsから、I2のChange Timezoneを選択します
Asiaでエンターキーを押します
さらにTokyoでエンターキーを押します

お使いのキーボードが、一般的なWindowsPC用のキーボードであれば、
Localisation Optionsから、I3のChange Keybord Layoutを選択します
Generic 105-key(Intl)PCでエンターキーを押します
Japanese - Japanese(OADG109A)でエンターキーを押します
defaultでエンターキーを押します
No compose Keyでエンターキーを押します
X serverの場所は、yesでもnoでも良いです

テンキーがない場合でも同じで大丈夫かと思います。ただし、英語キーボードや特殊なキーボードの場合は、この通りに設定すると、キーボードに刻印されている文字と入力される文字が異なりますので、キーボードの販売店様かメーカー様にお問い合わせいただき、どの設定が良いか、お聞きください。

#2.ラズパイをインターネットに接続できるように準備してください。

#3.ラズパイで、Terminal(ターミナル)画面を作成してください。

#4.OSに含まれるプログラム類を最新にしてください。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

なお、sudo apt-get dist-upgradeは不要です。

#5.お好みで日本語の入力を設定してください。
一般的にはanthyかmozcという日本語入力メソッドを利用されるようです。既に日本語入力メソッドを設定されている場合は、読み飛ばしてください。

sudo apt-get install fcitx-mozc   fonts-ipafont fonts-ipaexfont fonts-takao ttf-kochi-gothic ttf-kochi-mincho fonts-vlgothic fonts-ipafont xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname
im-config -n fcitx

一度、再起動してください。

#6.Rubyを構築する環境(rbenv)を構築してください。
スモウルビーはRubyで動作します。

sudo apt-get install -y libsdl1.2-dev libsdl-image1.2-dev libsdl-mixer1.2-dev timidity libsdl-ttf2.0-dev libsdl-sge-dev fonts-horai-umefont fonts-ipafont libsqlite3-dev libssl-dev libreadline6-dev
git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
exec $SHELL -l

#7.スモウルビーを実行するための環境(ruby)を構築します。
ここは時間がかかります。

rbenv install 2.3.3
rbenv global 2.3.3

#8.スモウルビーをインストールします。
ここも時間がかかります。

gem install rake
gem install bundle
gem install -r smalruby-editor --no-ri --no-rdoc

#9.動かしてみよう!
以上の操作で最低限のインストールは完了です。ターミナル画面から、

smalruby-editor

と入力するとスモウルビーの画面が表示されます。
ログインするとログイン名のフォルダが/home/piの中に作成され、プログラムがそこに保存されます。ログインしない場合は、フォルダ/home/piの中にプログラムが保存されます。

以下、使いやすいように設定をおすすめします。

#A.デスクトップにショートカットを作成してください。
デスクトップにファイル名smalruby.desktopのテキストファイル(空のファイル)を作成して、マウスの右クリックでTextEditorを選択してください。内容は

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Version=1.0
Type=Application
Icon=/home/pi/.rbenv/versions/2.3.3/lib/ruby/gems/2.3.0/gems/smalruby-editor-0.4.2/public/tiny.png
Exec=/home/pi/.rbenv/shims/smalruby-editor
Terminal=false
Name=スモウルビー
Comment=スモウルビー
Categories=Application;Education;Development;
MimeType=application/octet-stream

としてください。

#B.お好みで一度のクリックで動作するように設定してください。
一度のクリックで、動作するように設定される場合は、画面上部から、FileManagerを呼び出して、
edit(編集) -> Preferences(設定) -> ダイアログ画面上の Open files with single click(ファイルをシングルクリックで開くようにする)にチェックを付け、close(閉じる)ボタンをクリックしてください。

3
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?