目次
- 前書き
- サイバー攻撃
- サイバー攻撃の種類
- DDoS攻撃とは
- バルス祭りとDDoS攻撃
- まとめ
前書き
本日のトピックはセキュリティです!
研修の中でサイバー攻撃などを扱い、その中でDDoS攻撃の話を耳にした瞬間中の人は「これってバルスのあれじゃない、、、?」とふと思ったりしました。
DDoS攻撃って名前は知ってるけど何かよく知らない、、、などの方にも親しみやすいような記事を目指して書いてみます。
サイバー攻撃とは
厳密にサイバー攻撃を定義すると、人に対する傷害もしくは死、または物に対する損害もしくは破壊を引き起こすことが合理的に予期されるサイバー行動をサイバー攻撃という。
そのため、我々が普段からサイバー攻撃だ!!って騒いでいる者はたいていの場合サイバー犯罪とかって定義されていることが多いですね。
サイバー攻撃の種類
マルウェアとひとくくりにされることが多いですが、、、実はこんなに種類があるみたいですね。
感染メカニズム | 形態 | |
---|---|---|
ウイルス | 第三者のプログラムやデータベースに対して 意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラム |
他のファイルに寄生 |
ワーム | ネットワークを介して自己増殖していく | 独立したファイル |
トロイの木馬 | ユーザーの操作によって実行、インストールされる | 独立したファイル |
いづれかの機能を持っていたら、コンピュータウイルスに該当するみたいですね。
● 自己伝染機能
● 潜伏機能
● 発病機能
ウイルスとワームの違いは分かりにくいですが、自己増殖できるかどうかが1つのポイントになりそうです。
本当は機能上の話もしたいですが、とりあえずランサムウェアが暗号化しちゃってPCなどを利用不可能にしてしまうということを押さえておけば一旦大丈夫だと思います。気になる人は、ボットやバックドアなども調べてみてください。
DDoS攻撃とは
DDoS攻撃:Denial of Service attack
一度に大量の通信を発生させて、サーバーダウンを試みる。
攻撃者が大量のデヴァイスを用いて、サービス停止に追い込むことですね。DoS攻撃なんて言葉も聞いたことあるかもしれませんが、こちらは1台のデヴァイスを通じて大量にアクセスして、過剰な負荷をかけてサーバーダウンを試みます。
要するに、「意図的に複数の機器を用いてアクセスしまくって、サーバーダウンさせてやろう!サービスを停止させてやろう!」というのが、DDoS攻撃です。
バルス祭りとDDoS攻撃
そもそもバルス祭りとは??という方もいらっしゃるかと思います。簡単に言うと、「天空の城ラピュタ」という映画に「バルス!」と滅びの呪文を唱えるシーンがあります。
Twitterのユーザーが面白がって、その瞬間に一斉に「バルス!」とツイートをし始めます。
これだけみたら、お祭りみたいだねーということでバルス祭りなんて言われるようになったみたいですね。ちなみにこのお祭り、一時的にツイッターのサーバーがダウンしてみたり、秒間で最もツイートされた単語を記録してしまうほどだそうです。
有名なシーン空中庭園と幻の飛行船より
さて、ここでDDoS攻撃と比べてみましょうか。DDoS攻撃は悪意をもってサーバーに負荷をかけてサービス停止に追いやっています。他方で、バルス祭りは悪意なく、みんなが一斉にツイートしたらサーバーに負荷がかかってしまい結果的にサービスが止まっていますね。
意図せず、DDoS攻撃のようなことをしてしまっていることになりますね()日本人はレアコイルのくだりもそうですが、団結すると恐ろしいですね、、、
まとめ
DDoS攻撃について簡単に述べながらも、身近な例と比べることができました。誤植などあれば遠慮なくご指摘ください!最後までごらんいただきありがとうございま