前書き
経済系の学部4年生で、ITコンサルから内定をいただいております一般大学生です。
卒論でニューラルネットを使ってみたく、先行研究を探していたらあまりにも英語の文献が多くて(めんどくさいなあ)大変だなと思っていました。そんな時にDeepLがAPIを無料で出していることを知り、試してみました。備忘録もかねて、感想と実装方法を記載しておこうと思います。
※私は開発経験もなく、実証分析でしかプログラミングを触ったことがないため、厳密性に欠く文章かもしれません。使えればいいやくらいの発想で書いています。誤植などが万一ありましたら、遠慮なくご指摘いただけますと幸いです。
アジェンダ
- DeeoLAPIとは
- 実装
- 感想
- 参照
1. DeepLAPIとは
主に使える機能は文書の翻訳(txt,docx,pdfなど)を行えるらしい。無料版では月間で500,000文字までらしいが、やる気のない学生はそんなに読まないと思うので私は無料版にしています。有料でも月630円らしいので、足りなくなったら足してみてもいいんじゃないかと思います。なお、自動でプランが切り替わる訳では無いそうなのでご留意いただきたい。
登録に際して本人名義のクレジットカードが必要なので、持ってない人はてきとうにカードを作っておきましょう。
2. 実装
本コードはGoogle Colaboratoryを用いた場合のコードです。ほかの環境を用いている場合は、適宜変更してみてください。
- 前準備0:グーグルアカウントの取得(アカウントを持っていない人向け)
- 前準備1:ファイルをアップロードしておく
- 前準備2:APIキーを取得しておく
- 取得方法:deepl > アカウント > APIキー > APIキーの取得
!pip install --upgrade deepl #ライブラリのインストール(済んでいる場合は不要)
import deepl
translator = deepl.Translator("自身のAPIキー")
translator.translate_document_from_filepath(
"Stern-NeuralNetworksApplied-1996.pdf", #翻訳したいファイル…(1)
"translateja.pdf", #出力されるファイル名
source_lang='EN', #(1)で書かれている言語
target_lang="JA" #出力したい言語
)
コードを実行し、正常に処理が終わっていればColaboratoryのファイルフォルダを確認すると出力ファイルが入ってます。
ちなみに、利用状況はAPIキー取得の2つとなりから確認できます。
3. 感想
結論から記すと、見やすく使うには改良が必要かもしれないです。私の場合はpdfをそのまま入れてしまったので、次の画像のようになってしまいました。
フォントの指定ができるか検証していないが、文字の大きさだとか細かい部分はまだまだ改める必要がありそうです。取り急ぎ自動化してみたいという人にとっては向いているのかもしれません?
#4. 参照
本記事・実装のために下記の資料を用いました。
https://qiita.com/Ryoyu1117/items/4bad3ac015adcec41b53
https://www.jstor.org/stable/1270601