こちらの記事では仕事効率化につながる体調管理についてまとめてみました。
きっかけ
私は今までデスクワークを中心とした仕事をしたことがありませんでした。
実際にIT企業に入社し、仕事を行なっていく中で現れた体調の変化がきっかけとなっています。
そこで、体調の変化に伴う改善策や、仕事効率化につながる体調管理の大切さをご紹介したいと考えました。
なぜ体調管理が仕事効率につながるのか
皆さんは、体調が良くないなと気付いていても、仕事を休むわけにはいかないと考え出勤し、作業をしている時はありませんか?
しかし仕事を始めてみると、「身体がだるくて仕事が手につかない・頭がぼーっとして周囲の人の話が耳に入らない・集中できない」など仕事のパフォーマンスが上がらないと感じたことがあるとおもいます。
このように、心身の健康状態が優れないことが影響し、出勤したものの最善のパフォーマンスができない状態のことをプレゼンティーズムといいます。
そしてWHOが提唱している類似の指標としてアブセンティーズムがあります。これは、「健康問題による仕事の欠勤」、すなわち、病欠のことです。従業員が体調不良によりパフォーマンスが低下した状態で勤務することは、経営上大きなコスト損失につながっているからです。
体調の変化
エンジニアの方に当てはまる体調変化は下記が挙げられます。
・生活リズムが不規則・夜型になった
・太ってしまった
・体調がすぐれないことが増えた
・体の疲れが取れづらくなった
・目が疲れやすくなった
↑この中で当てはまっているものはありましたか?
私が実際に現れた1番の体調の変化は、体調がすぐれないことが増えたことです。
この体調の不調により、仕事への影響が出始め仕事の効率が低下しました。
仕事への影響と改善策
体調の変化が現れたことから、仕事に対する影響と、改善するために普段から行なっている対策・体調管理方法が下記になります。
体調がすぐれないことが増えたことによって
<仕事への影響>
・風邪気味になり、仕事に集中しづらい
・朝起きづらい、寝つきが悪い etc...
<改善策>
①手洗い・うがい
まず、風邪気味になることに関してはウイルス感染予防が必要となります。
手洗いうがいが基本となり、1日の中で定期的に行うよう心がけています。
仕事中も常にパソコンを使用しているので、常にキーボードを触っている状態です。
しかし、使用しているキーボード、実は・・・トイレの便座より汚いんです!
研究も行われており、イギリスの微生物学者が、33枚のキーボードの汚れについて調査をしたところ、そのうち4枚は健康被害を及ぼす可能性があり、その中の1枚は、便座の5倍汚いという研究結果が出ています。
感染経路としても、キーボードを触った手で直接、飲食や顔を触ったりすることで感染してしまいます。
こまめに手洗いうがいを行うようにしましょう。
②食生活・運動・睡眠
朝起きるのがダルい・スッキリしない、夜に中々寝れない・寝た気がしないというような経験はありませんか?
体調不良の原因としてもあげられるのは、生活習慣が改善されていないからです。
生活習慣の改善でできることは大きく分けて3つあります。
それは、食生活・運動・睡眠です
1.食生活・・・食事は1日3回規則正しくとる、食べ過ぎに注意する、好き嫌いをなくす、インスタント食品を控える
2.運動・・・階段を使用する、天気の良い日に外に出る、スポーツにチャレンジする
3.睡眠・・・夜更かしをしないようにする、決まった時間に寝る・起きる、睡眠の2時間前には食事を済ませる
わかっていたとしても、仕事をしながら3つの項目を意識しつつ習慣を変えるのは難しいことです。
習慣化するコツはいくつかありますが、私の場合は続けることを目標とし、実践できそうな範囲を決めてルーティンを作ることを意識しました。
<実践しているルーティン>
食生活・・・自炊をして食べている栄養素を整える
体重の変化を意識して、一定体重を保つ
毎日同じ栄養食を全て食べ続ける(海藻類・大豆・発酵食品)
常温水を飲む
運動・・・毎日仕事終わりでも柔軟と筋トレを行う
休みの日は外出をして散歩をする
掃除を行い、からだを動かすことを心掛ける
睡眠・・・湯船に浸かり、新陳代謝を活発にする
ハーブティーを寝る前に飲む
部屋の照明を暗めに設定し、直前までスマートフォンを使用しない
結果
これらの改善策をもとに意識や行動を行い続けた結果、仕事への影響も減少し、健康状態の維持を保つことができているため仕事効率化へつなげることができました。
プレゼンティーズムやアブセンティーズムの用語も踏まえて、できることができなくなる前に、健康管理も業務の一つとしてこれからも考え続けていきたいと思いました。