前提
- 数時間だけクリーンなWindows環境を用意して、動作確認をする場合を想定しています
- クライアントOSは別途ライセンスが必要になるため、Windows Serverを使います
- 試すだけの用途のため、実用的な範囲でコストを抑えます
実績として、1時間の使用で8.28円(1日換算で約200円)かかりました
作成手順
- Azureポータルにログイン
https://portal.azure.com/ - 「リソースの作成」をクリック
- 仮想マシンの「作成」をクリック
- 以下の情報を入力
項目 デフォルト値 入力値 説明 サブスクリプション 従量課金制 ← リソースグループ (新規)リソースグループ ← 仮想マシン名を入力すると自動で入力される 仮想マシン名 - 任意の名前 例:WinServer 地域 (US) East US (Asia Pacific) Japan East 可用性オプション 可用性ゾーン ← ゾーンのオプション 自己選択ゾーン ← 可用性ゾーン ゾーン 1 ← セキュリティの種類 トラステッド起動の仮想マシン ← イメージ Ubuntu Server 24.04 LTS - x64 Gen2 Windows Server 2022 Datacenter: Azure Edition - x64 Gen2 Hotpatchは短時間用途では不要 VMアーキテクチャ x64 ← Azure Spot 割引で実行する OFF ON 混み合うと停止するが最大90%割り引かれる 削除の種類 容量のみ ← 価格要因では停止しない 削除ポリシー 停止 / 割り当て解除 ← 停止してもディスクは保持 サイズ - Dシリーズ v5 - D2as_v5 2 vcpu 数、8 GiB のメモリ。サイズの解説 1 時間あたりの最大希望支払価格 - ← 休止状態を有効にする OFF ← ユーザー名 - 任意の名前 パスワード - 任意のパスワード パスワードの確認 - 任意のパスワード パブリック受診ポート 選択したポートを許可する ← 受信ポートを選択 RDP (3389) ← リモートデスクトップに必要 既存の Windows Server ライセンスを使用しますか? OFF ← - サイズにある「価格履歴を表示し、近くのリージョンの価格を比較する」をクリック
- 削除率の低い地域の「選択」をクリックして、画面下にある「OK」をクリック
- 「次: ディスク >」をクリック
- 以下の情報を入力
項目 デフォルト値 入力値 説明 ホストでの暗号化 OFF ← OS ディスク サイズ イメージの既定値 (127 GiB) ← OS ディスクの種類 Premium SSD (ローカル冗長ストレージ) Standard SSD (ローカル冗長ストレージ) VMと共に削除 ON ← キーの管理 プラットフォーム マネージド キー ← Ultra Disk の互換性を有効にする OFF ← - 「確認および作成」をクリック
- 「作成」をクリックして、「デプロイが完了しました」と表示されるまで待つ
- 「リソースに移動」をクリック
- 「パブリック IP アドレス」をコピー
削除率は今後 1 時間以内に削除(停止)される確率を表します
Azure Spot 割引について
- 混み合うと停止される可能性がありますが、大幅に割り引かれます
- 価格は変動しますが、割引前の価格以上になることはありません
使用方法
- パブリック IP アドレスでリモートデスクトップ接続して使用します
- Macからも「Windows App」をインストールすると接続できます
- キーボードがUS配列になってしまう場合、Windows Appのメニューから、「Connections -> Keyboard Mode -> Unicode」を選択します
削除手順
- ホームまたは以下のURLで、「リソース グループ」に移動
https://portal.azure.com/#browse/resourcegroups - 削除するリソースグループをクリック
「WinServer」というVMを作った場合、「WinServer_group」が作られています - 「リソースグループの削除」をクリック
- 「選択した仮想マシンと仮想マシン スケール セットに対して強制削除を適用する」をチェック
- リソースグループの名前を入力して「削除」をクリック
- しばらく待ってリソース グループに戻って、削除されていることを確認
「NetworkWatcherRG」は残しても課金されませんが、気になる場合は削除しても大丈夫です