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Microsoft AzureでWindows環境をサクッと作る

Last updated at Posted at 2024-09-26

前提

  • 数時間だけクリーンなWindows環境を用意して、動作確認をする場合を想定しています
  • クライアントOSは別途ライセンスが必要になるため、Windows Serverを使います
  • 試すだけの用途のため、実用的な範囲でコストを抑えます

実績として、1時間の使用で8.28円(1日換算で約200円)かかりました

作成手順

  1. Azureポータルにログイン
    https://portal.azure.com/
  2. 「リソースの作成」をクリック
  3. 仮想マシンの「作成」をクリック
  4. 以下の情報を入力
    項目 デフォルト値 入力値 説明
    サブスクリプション 従量課金制
    リソースグループ (新規)リソースグループ 仮想マシン名を入力すると自動で入力される
    仮想マシン名 - 任意の名前 例:WinServer
    地域 (US) East US (Asia Pacific) Japan East
    可用性オプション 可用性ゾーン
    ゾーンのオプション 自己選択ゾーン
    可用性ゾーン ゾーン 1
    セキュリティの種類 トラステッド起動の仮想マシン
    イメージ Ubuntu Server 24.04 LTS - x64 Gen2 Windows Server 2022 Datacenter: Azure Edition - x64 Gen2 Hotpatchは短時間用途では不要
    VMアーキテクチャ x64
    Azure Spot 割引で実行する OFF ON 混み合うと停止するが最大90%割り引かれる
    削除の種類 容量のみ 価格要因では停止しない
    削除ポリシー 停止 / 割り当て解除 停止してもディスクは保持
    サイズ - Dシリーズ v5 - D2as_v5 2 vcpu 数、8 GiB のメモリ。サイズの解説
    1 時間あたりの最大希望支払価格 -
    休止状態を有効にする OFF
    ユーザー名 - 任意の名前
    パスワード - 任意のパスワード
    パスワードの確認 - 任意のパスワード
    パブリック受診ポート 選択したポートを許可する
    受信ポートを選択 RDP (3389) リモートデスクトップに必要
    既存の Windows Server ライセンスを使用しますか? OFF
  5. サイズにある「価格履歴を表示し、近くのリージョンの価格を比較する」をクリック
  6. 削除率の低い地域の「選択」をクリックして、画面下にある「OK」をクリック
  7. 「次: ディスク >」をクリック
  8. 以下の情報を入力
    項目 デフォルト値 入力値 説明
    ホストでの暗号化 OFF
    OS ディスク サイズ イメージの既定値 (127 GiB)
    OS ディスクの種類 Premium SSD (ローカル冗長ストレージ) Standard SSD (ローカル冗長ストレージ)
    VMと共に削除 ON
    キーの管理 プラットフォーム マネージド キー
    Ultra Disk の互換性を有効にする OFF
  9. 「確認および作成」をクリック
  10. 「作成」をクリックして、「デプロイが完了しました」と表示されるまで待つ
  11. 「リソースに移動」をクリック
  12. 「パブリック IP アドレス」をコピー

削除率は今後 1 時間以内に削除(停止)される確率を表します

Azure Spot 割引について

  • 混み合うと停止される可能性がありますが、大幅に割り引かれます
  • 価格は変動しますが、割引前の価格以上になることはありません

使用方法

  • パブリック IP アドレスでリモートデスクトップ接続して使用します
  • Macからも「Windows App」をインストールすると接続できます
    • キーボードがUS配列になってしまう場合、Windows Appのメニューから、「Connections -> Keyboard Mode -> Unicode」を選択します

削除手順

  1. ホームまたは以下のURLで、「リソース グループ」に移動
    https://portal.azure.com/#browse/resourcegroups
  2. 削除するリソースグループをクリック
    「WinServer」というVMを作った場合、「WinServer_group」が作られています
  3. 「リソースグループの削除」をクリック
  4. 「選択した仮想マシンと仮想マシン スケール セットに対して強制削除を適用する」をチェック
  5. リソースグループの名前を入力して「削除」をクリック
  6. しばらく待ってリソース グループに戻って、削除されていることを確認

「NetworkWatcherRG」は残しても課金されませんが、気になる場合は削除しても大丈夫です

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