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[Git] Git for Windowsのインストール

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はじめに

Git for Windowsはその名の通り、WindowsでGitを使用できるようにするものです
本記事では、Git for Windows(2.49.0)のインストールについて解説します

これからGitを始める方の助けになりましたら幸いです

バージョンによって表示される選択肢が変わります
この記事は(2.49.0)を対象としています

参考リンクに先駆者の方が書かれた他のバージョンのリンクを載せています

インストーラのダウンロード

以下のサイトからインストーラをダウンロードします

トップページの「Download」ボタンをクリックするとダウンロードが始まります

インストール

ダウンロードした「Git-2.49.0-64-bit.exe」をダブルクリックして起動します

(2.49.0) の部分はダウンロード時の最新バージョンになります

①インフォメーション

起動すると「Information」が表示されます
「Next」をクリックすると次へ進みます

②インストールフォルダ

インストール先のフォルダを設定します

中央に表示されているパスをクリックして直接編集する、
または「Browse...」をクリックしてインストール先を変更できます

「Next」をクリックすると次へ進みます

③コンポーネント

インストールするコンポーネントを選択します

コンポーネント名 説明
Additional Icons
┗ On the Desktop デスクトップにショートカットを追加します
Windows Exploler integration
┗ Open Git Bash here 右クリックメニューに「Git Bash here」が追加されます
┗ Open Git GUI here 右クリックメニューに「Git GUI here」が追加されます
Git LFS (Large File Support) Git LFSが使用できるようになります
Associate .git* configuration files with the default text editor 「.git」で始まるファイルをダブルクリックするとテキストエディタが起動します
Associate .sh files to be run with Bash 拡張子が「.sh」のファイルをダブルクリックすると、GitBashが起動して実行されます
Check daily for Git for Windows updates 「Git for Windows」のアップデートをチェックします
Add to Git Bash Profile to Windows Terminal WindowsターミナルにGitBashが追加されます
Scalar (Git add-on to manage large-scale repositories) 「Scalar」がインストールされます

Windows11 で右クリックメニューが使いにくくなってしまったので、
「Windows Exploler integration」はチェックを外すことを推奨します

「Git LFS」は音声ファイルや画像ファイルなどのサイズの大きいファイルをGitで管理する際に活躍する機能です

「Next」をクリックすると次へ進みます

④スタートメニューフォルダ

スタートメニューにショートカットを追加します
追加したくない場合は「Don't create a Start Menu folder」にチェックを入れます

中央に表示されているパスをクリックして直接編集する、
または「Browse...」をクリックして追加先を変更できます

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑤デフォルトエディタ

Gitを使用するときのデフォルトのエディタを選択します
「git commit」を実行した際に起動するエディタが変わります

本記事ではデフォルトの「vim」を選択します

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑥初期ブランチ名

「git init」コマンドで最初に作られるブランチの名前を設定します
デフォルトは「master」となっています

「Override the default branch name of new repositories」を選択して
すぐ下のテキストボックスを編集することで任意の名前にすることができます

この設定はインストールした後でも設定ファイルを編集することで設定しなおすことができます

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑦PATH環境変数の設定

PATH環境変数の設定します

基本的にはデフォルトでOKです

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑧OpenSSH (SSH接続)

OpenSSHの使用方法を選択します
OpenSSHはリモートリポジトリへの接続時に必要です

選択肢 説明
Use bundled OpenSSH 付属している「ssh.exe」を使用します
Use external OpenSSH 異なる「ssh.exe」を使用します(自分でパスを通す必要があります)

基本的にはデフォルトでOKです

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑨HTTPS接続

リモートリポジトリにHTTPS接続する時、使用するバックエンドを選択します

選択肢 説明
Use the OpenSSL library 「Open SSL」のルート証明書を使用します(デフォルト)
Use the native Windows Secure Channel library Windows証明書ストアのルート証明書を使用します

基本的にはデフォルトでOKです

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑩改行コード

改行コードのオプションを選択します
選択した内容によって、チェックアウト時やコミット時に改行コードが変更されます

選択肢 説明
Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings チェックアウト時:LF→CRLF コミット時:CRLF→LF
Checkout as-is, commit Unix-style line endinds チェックアウト時:そのまま コミット時:CRLF→LF
Checkout as-is, commit as-is チェックアウト時:そのまま コミット時:そのまま

この設定はインストールした後でも設定ファイルを編集することで設定しなおすことができます

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑪ターミナルエミュレータ

選択肢 説明
Use MinTTY 「MinTTY」を使用します
Use Window's default console window Windowsのデフォルトコンソール(cmd.exe)を使用します

本記事ではデフォルトの「Use MinTTY」を選択します

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑫git pullの挙動

「git pull」コマンドを引数なしで実行したときのデフォルトの挙動を選択します

選択肢 説明
Fast-forward or merge ファストフォワード可能な場合はファストフォワード、そうでない場合は自動でマージコミットが作成されます
Rebase リベースします(ローカルコミットがない場合はファストフォワードと同じ挙動)
Only ever fast-forward ファストフォワード可能な場合のみファストフォワードします。できない場合は失敗します

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑬Credential helper

「Git Credential Manager」をインストールするかどうかを選択します
※Gitで認証情報を管理するツールらしいです

「Next」をクリックすると次へ進みます

⑭追加オプション

選択肢 説明
Enable file system caching ファイルシステムデータをメモリにキャッシュします(メモリ消費が増える代わりにパフォーマンスが上がるらしい)
Enable symbolic links シンボリックリンクを有効にします

「Install」をクリックするとインストールが始まります

完了後は、そのまま「Git Bash」を起動したり、リリースノートを確認できます

「Finish」をクリックすると終了します

今後について

インストールについての解説は以上です
後日、別の記事でGitの使い方について説明していく予定です

参考リンク

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