初投稿です。Markdownとかは興味ある人が多ければ後々学びます。
Teamsの魔改造(というか仕様範囲を知らない人ができることを増やす)が今回のテーマです。
※Office365 business前提です。無料版は無理よ
1. Teams会議で複数の会議に同じ内容を送る
2. 複数のTeams会議に聖徳太子モードで出る
3. Teams会議同士を相互接続する
1. Teams会議で複数の会議に同じ内容を送る
大規模イベントをTeamsライブイベントでやろうとしてインターナルで不評だったので、こちらにしました。技術的には比較的容易です。最大3つ(2020.07.23時点では750人まで)に送れます。リアルタイム配信最高。
アプリのTeams + Chrome等のブラウザのTeams(デフォルトだとIE11で開く会社の多いことよ)で2つまで、1端末から会議に参加可能です。ここで同じ画面と同じマイクを全Teams会議で共有しておくと、3会議まで同じ内容を送信できます。
(Windowsだとマイクが排他モードでダメかもしれないので、排他制御を無効にしてください。詳しくは「Windows 排他制御 音声 無効」あたりでぐぐって)
弊社では供出するはずの共有PCで「Teamsとブラウザを両方とも最新版にアップしないとうまくいかない」というトラブルが多発しました。
2. 複数のTeams会議に聖徳太子モードで出る
アニメでもニュースでもいいですけど、どうでもいいのって並列再生して要点(もしくはもめた点)だけつかみたいときありますよね。
1.同様にして、自分が出るTeams会議もアプリ1つ+ブラウザ2つまで同時視聴が可能です。私はどうでもいいアニメを倍速4並列で消化して「刺さるところはここだったな」がわかればいい程度の雑人間なので、人による相性はあるでしょう。
3. Teams会議同士を相互接続する
Teamsライブイベント、弊社では大変不評です。理由は簡単で「1分も(環境により)遅延するとは何事だ」です。
プロデューサ間では最小限の遅延になるよう工夫されているようですが、見る人が置き去りにされている感がすごいのが問題のようです。
この対策として、「ある人が参加しているTeams会議の音声と画面をほかのTeams会議にリダイレクトする」という手法を提案しました。実際問題としては「それやるよりHDMIスプリッタ使えよ」となり没でした。
解決策として、
3-1.Teams会議のメイン会場にいる人が再配送用Teams会議で画面と音声を共有(音声はリダイレクト、Windowsだと「このデバイスを聞く」の設定でできるはずだが未実験)
と、
3-2.Teams会議の音声をノイズキャンセル効果の高いスピーカーフォン等でうまく近くに置き、共有する(質疑の際は複数会議をモデレータがコントロール。実験したがモデレータがしんどい)
という2つが取れます。これを繰り返せば事実上無制限。
私は3-2を使い最大5Teams会議(うち一つは取締役直結)のモデレートを5台のPCでやるという地獄を見ました……
結論
技術的な部分を理解していて、なおかつ同時コントロールができる限界までにしましょう。
私はCXOの某氏が「マイクを常にON」で接続していたけれど、強制ミュートができませんでした……