*** とにかくROCmでこけまくります。結局A111は入れてませんが、今なら入るかも!? ***
誠に申し訳ないのですが、私はプログラムが書けるわけでも、LINUXの造詣に深いわけでも無い、ただのPC好きな素人です。
Automatic1111に触れてから色々試していますが、リアルタイム生成の krita-AIを見て
「これはやって見たい!」と思い、駆け出したのは良いのですが、
PCスキルLevel 2 (1は超えてると自負してる)程度の私には非常にハードルが高かったので、
備忘録を残します。
また、やりたいことをトータルで説明しているページも無かったので、
不甲斐ない私の記録でも参考になればと思った次第です。
GPUはRX6700XT、RX6xxxは手順が一緒だと思います。
(kritaが同時に動くのでメインMemもGPUのMemも多く必要でしょうね…)
OSは Ubuntu22.04.4(22.04.2を入れたがアップグレードでこれになった)
Ubuntuインストールは割愛、インストール時は英語(日本語化で??、今は英語でやってます)
まずUbuntuではお馴染み(らしい?)のアップデートを行います。
[Dock]ボタン(左下の9つの四角が整列してるアイコン)をクリックし
出てきた「ターミナル」アイコンをクリックします。
そして下記を貼り付けEnter
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudoなので実行するとログイン時のパスを聞いてきます。
当然入力(一度入れればしばらく入れなくていい)
ROCmインストール、これがコケまくります。
コケる原因の中でGCCのバージョンが違うというのがあるそうです。
ですのでまず下記
sudo apt install gcc-12
sudo apt install gcc
まずバージョン12を入れます。
そのあとついでにgccをもう一回入れてますが、関係ないかも
安全のために再起動、とにかく再起動は何回かした方が良いと思ってます。(気のせい、、)
Radeonのドライバを入れます。
AMDのダウンロードページ:
https://rocm.docs.amd.com/en/latest/
から
https://rocm.docs.amd.com/projects/install-on-linux/en/latest/tutorial/quick-start.html
に移動し
このページの22.04のコマンドをすべてそのままターミナルに張り付け実行
ここでエラーが出るとその後システムがアップデートもできなくなり詰みます。。
Errors were encountered while processing:
amdgpu-dkms
E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)
↑これが出たらOUT。。 ⇒ 素人なのでOS再インストールから何回もやりました。。
その後再起動
ターミナルで
rocminfo
を実行するとPCの詳細が表示されればまずはOK
---ここまでROCm---
次に、ComfyUIを入れるのですが、GithubのComfyUIのサイトと
インストールにピッタリのサイトを見て実行します。
https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI
https://github.com/mesa-git/ComfyUI-AMD-6750-XT-Ubuntu
sudo apt update && sudo apt install -y git python3.11 python3-pip python3-venv python3-dev libstdc++-12-dev rocminfo torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/rocm5.6
まずこれをターミナルで実行
次にComfyUIのページにある
pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/rocm5.7
を実行
ROCmとGPUの設定は終わってるので
AMD-6750のページから飛んだ先のテストを実行してみてください。
https://gist.github.com/damico/484f7b0a148a0c5f707054cf9c0a0533
このページのtest-rocm.pyを実行するのですが、
なんかダウンロードできないので、TextEditorに張り付けて拡張子"py"で保存したら
python3 test-rocm.py
で、AMD-6750のページのように表示されればOK
ComfyUIのクローンを行います。
ターミナルでGithubからクローン
GUIでHomeフォルダを開いて
そのフォルダの中の何もないところで右クリック、
「ターミナルを開く」メニューを選び
git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI.git
を貼り付けEnter
次にAMD-6750のページにあるように
まずComfyUIフォルダ内でターミナルを開いて
pip install -r requirements.txt
を実行します。
その後起動は
HSA_OVERRIDE_GFX_VERSION=10.3.0 python3 main.py
とターミナルに打つと起動します。
コントロールボタンを押しながら表示された指定URLをクリックして
ブラウザでComfyUIを表示させます。
無事起動(するはず‥)したら、Queue promptでガラス瓶を出しましょう。
Model(Checkpoint)は自分でDLしてきて /models/checkpoints/ の中に入れましょう
(モデルの使用の仕方はComfyUIの説明WEBとか参照してください)
ComfyUI Managerは入れる必要あります。
まずブラウザとターミナルを閉じて
/Confyui/custom_nodes/ のフォルダーでターミナルを開き
git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git
ふたたびComfyuiを起動させます。
「Manager」が表示されます。
さて、Krita-AIの実行にはComfyUI側にいろいろ必要なものがあります。
GithubのAclyさんのkrita-ai-diffusionを見てください。
[Optional: Custom ComfyUI Server]の所にリンクがあります。
https://github.com/Acly/krita-ai-diffusion/wiki/ComfyUI-Setup
このページに飛んで必要なものをDLし指定場所に入れていきます。
ここは各ページに飛んでそれぞれDLしていきますが、
[ComfyUI Manager]で指定してインストールできます。
*作者名でサーチしてインストールすると楽
こうなっている場合[Clip‐Vision] をクリックして
「model.safetensors」というファイルをDLし
ComfyUIフォルダのModels/clip_Visio/SD1.5/フォルダに入れます。
フォルダが無い場合自分でフォルダを作成して入れてください。
(ターミナルでなくGUIで行えばファイル移動とかも楽ですよね)
ページにあるものをすべて入れたらKritaのダウンロード
https://krita.org/jp/download-jp/krita-desktop-jp/#
これの[Linux64ビット版」をクリックしてDLします。
krita-5.2.2-X86_64 このバージョンでした。
フォルダを作ってDLしたファイル「krita-5.2.2-X86_64.appimage」を入れときましょう。
(意味は無いです。直下よりはフォルダ分けした方がいいかな?ぐらいの話しです。
で、appimageが開けません。
直下のターミナルを開いて、
sudo apt install libfuse2
をEnterするとappimageが使えるようになります。
起動前にAcryさんのkrita-ai-diffusionで
移動したWEBページの先でZipをダウンロードします。
kritaの入ったホルダのターミナルを開き
./krita-5.2.2-x86_64.appimage
をEnter,Kritaを起動させます。 ← なぜか動かない、以前は動いたのに、、
でも、GUI上でKritaのアイコンをダブルクリックで開くようになしました。
設定からPythonプラグインマネージャーで[krita-ai-diffusion]を有効にし
Kritaを再起動、一度閉じて
ターミナルに./krita-5.2.2-x86_64.appimage
なのですが、
先ほどのComfyUIが起動していないといけません。
必ず [ComfyUI]→[krita]の順で起動しましょう。
新規ファイルを512x512で作成します。
ドッキングパネルの一番上にAIの項目があるのでチェックを入れると
AIのパネルが開きます。
歯車マークで設定していきます。
ここでポイントは
こちらにチェックを入れ、先ほどの[ComfyUI] のブラウザアドレスを指定すること
成功すると緑でConnectが出ます。
赤文字のエラーなら表示されてる内容を一つずつWebで調べ
対応していくことに…
その他の設定は他のYoutubeを参考にしてください。
ローカルComfyUIとのコネクトが成功していたらあとは簡単。
LCMが動いてるのでRX6700Xtで512x512リアルタイム画像反映は体感2秒といったところです。