0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

RadeonでkritaAIを動かす備忘録

Last updated at Posted at 2024-02-14

*** とにかくROCmでこけまくります。結局A111は入れてませんが、今なら入るかも!? ***

誠に申し訳ないのですが、私はプログラムが書けるわけでも、LINUXの造詣に深いわけでも無い、ただのPC好きな素人です。

Automatic1111に触れてから色々試していますが、リアルタイム生成の krita-AIを見て
「これはやって見たい!」と思い、駆け出したのは良いのですが、
PCスキルLevel 2 (1は超えてると自負してる)程度の私には非常にハードルが高かったので、
備忘録を残します。
また、やりたいことをトータルで説明しているページも無かったので、
不甲斐ない私の記録でも参考になればと思った次第です。

GPUはRX6700XT、RX6xxxは手順が一緒だと思います。
(kritaが同時に動くのでメインMemもGPUのMemも多く必要でしょうね…)

OSは Ubuntu22.04.4(22.04.2を入れたがアップグレードでこれになった)

Ubuntuインストールは割愛、インストール時は英語(日本語化で??、今は英語でやってます)

まずUbuntuではお馴染み(らしい?)のアップデートを行います。
[Dock]ボタン(左下の9つの四角が整列してるアイコン)をクリックし
出てきた「ターミナル」アイコンをクリックします。
そして下記を貼り付けEnter

sudo apt update
sudo apt upgrade

sudoなので実行するとログイン時のパスを聞いてきます。
当然入力(一度入れればしばらく入れなくていい)

ROCmインストール、これがコケまくります。
コケる原因の中でGCCのバージョンが違うというのがあるそうです。
ですのでまず下記

sudo apt install gcc-12
sudo apt install gcc

まずバージョン12を入れます。
そのあとついでにgccをもう一回入れてますが、関係ないかも

安全のために再起動、とにかく再起動は何回かした方が良いと思ってます。(気のせい、、)

Radeonのドライバを入れます。
AMDのダウンロードページ:
https://rocm.docs.amd.com/en/latest/
から
https://rocm.docs.amd.com/projects/install-on-linux/en/latest/tutorial/quick-start.html
に移動し
image.png

このページの22.04のコマンドをすべてそのままターミナルに張り付け実行

ここでエラーが出るとその後システムがアップデートもできなくなり詰みます。。
Errors were encountered while processing:
amdgpu-dkms
E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)
↑これが出たらOUT。。 ⇒ 素人なのでOS再インストールから何回もやりました。。

その後再起動

ターミナルで
rocminfo
を実行するとPCの詳細が表示されればまずはOK

---ここまでROCm---

次に、ComfyUIを入れるのですが、GithubのComfyUIのサイトと
インストールにピッタリのサイトを見て実行します。

https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI
https://github.com/mesa-git/ComfyUI-AMD-6750-XT-Ubuntu

sudo apt update && sudo apt install -y git python3.11 python3-pip python3-venv python3-dev libstdc++-12-dev rocminfo torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/rocm5.6

まずこれをターミナルで実行
次にComfyUIのページにある

pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/rocm5.7

を実行

ROCmとGPUの設定は終わってるので

AMD-6750のページから飛んだ先のテストを実行してみてください。
https://gist.github.com/damico/484f7b0a148a0c5f707054cf9c0a0533
このページのtest-rocm.pyを実行するのですが、
なんかダウンロードできないので、TextEditorに張り付けて拡張子"py"で保存したら

python3 test-rocm.py

で、AMD-6750のページのように表示されればOK

ComfyUIのクローンを行います。
ターミナルでGithubからクローン
GUIでHomeフォルダを開いて
そのフォルダの中の何もないところで右クリック、
「ターミナルを開く」メニューを選び
git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI.git
を貼り付けEnter

次にAMD-6750のページにあるように
まずComfyUIフォルダ内でターミナルを開いて

pip install -r requirements.txt

を実行します。

その後起動は
HSA_OVERRIDE_GFX_VERSION=10.3.0 python3 main.py
とターミナルに打つと起動します。

コントロールボタンを押しながら表示された指定URLをクリックして
ブラウザでComfyUIを表示させます。

無事起動(するはず‥)したら、Queue promptでガラス瓶を出しましょう。
 Model(Checkpoint)は自分でDLしてきて /models/checkpoints/ の中に入れましょう
(モデルの使用の仕方はComfyUIの説明WEBとか参照してください)

ComfyUI Managerは入れる必要あります。
まずブラウザとターミナルを閉じて
/Confyui/custom_nodes/ のフォルダーでターミナルを開き
git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git
ふたたびComfyuiを起動させます。
Screenshot from 2024-03-02 08-24-29.png
「Manager」が表示されます。

さて、Krita-AIの実行にはComfyUI側にいろいろ必要なものがあります。
 GithubのAclyさんのkrita-ai-diffusionを見てください。
[Optional: Custom ComfyUI Server]の所にリンクがあります。
https://github.com/Acly/krita-ai-diffusion/wiki/ComfyUI-Setup
このページに飛んで必要なものをDLし指定場所に入れていきます。

image.png
ここは各ページに飛んでそれぞれDLしていきますが、
[ComfyUI Manager]で指定してインストールできます。
  *作者名でサーチしてインストールすると楽

image.png
こうなっている場合[Clip‐Vision] をクリックして
「model.safetensors」というファイルをDLし
ComfyUIフォルダのModels/clip_Visio/SD1.5/フォルダに入れます。
フォルダが無い場合自分でフォルダを作成して入れてください。
(ターミナルでなくGUIで行えばファイル移動とかも楽ですよね)

ページにあるものをすべて入れたらKritaのダウンロード
https://krita.org/jp/download-jp/krita-desktop-jp/#
image.png
これの[Linux64ビット版」をクリックしてDLします。

krita-5.2.2-X86_64  このバージョンでした。

フォルダを作ってDLしたファイル「krita-5.2.2-X86_64.appimage」を入れときましょう。
(意味は無いです。直下よりはフォルダ分けした方がいいかな?ぐらいの話しです。

で、appimageが開けません。
直下のターミナルを開いて、
sudo apt install libfuse2
をEnterするとappimageが使えるようになります。

起動前にAcryさんのkrita-ai-diffusionで
image.png
移動したWEBページの先でZipをダウンロードします。
image.png

kritaの入ったホルダのターミナルを開き
./krita-5.2.2-x86_64.appimage
をEnter,Kritaを起動させます。 ← なぜか動かない、以前は動いたのに、、

でも、GUI上でKritaのアイコンをダブルクリックで開くようになしました。

image.png
これで先ほどDLしたZipファイルを指定
Screenshot from 2024-03-02 10-36-58.png

設定からPythonプラグインマネージャーで[krita-ai-diffusion]を有効にし
Screenshot from 2024-03-02 10-38-29.png
Screenshot from 2024-03-02 10-39-49.png

Kritaを再起動、一度閉じて
ターミナルに./krita-5.2.2-x86_64.appimageなのですが、
先ほどのComfyUIが起動していないといけません。

必ず [ComfyUI]→[krita]の順で起動しましょう。

新規ファイルを512x512で作成します。
image.png
ドッキングパネルの一番上にAIの項目があるのでチェックを入れると
AIのパネルが開きます。

歯車マークで設定していきます。
image.png
ここでポイントは
image.png
こちらにチェックを入れ、先ほどの[ComfyUI] のブラウザアドレスを指定すること
成功すると緑でConnectが出ます。

赤文字のエラーなら表示されてる内容を一つずつWebで調べ
対応していくことに…

その他の設定は他のYoutubeを参考にしてください。
ローカルComfyUIとのコネクトが成功していたらあとは簡単。
LCMが動いてるのでRX6700Xtで512x512リアルタイム画像反映は体感2秒といったところです。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?