本記事の位置づけ
下記書籍を用いた輪読会の資料として作成しています。
https://clauswilke.com/dataviz/boxplots-violins.html
今回の対象範囲は、下記のとおりです。
10 Visualizing proportions
本編
まとめ
導入
- 円グラフは色々なところに偏在するが、有害である( The archetypal such visualization is the pie chart, omnipresent in any business presentation and much maligned among data scientists.)
円グラフに恨みがありすぎでは
10.1 A case for pie charts
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それぞれの区分を横に並べることもできる。
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たくさんの著者は、円グラフを断定的に嫌い、積み上げ棒グラフ(stacked bar)やside-by-side棒グラフに賛成だと主張する(argueはこの場合主張と理解)
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他はいくつかの用途では、円グラフも活用できると主張する。
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著者自身の意見としては、これらのどの可視化も他より上位でない?(My own opinion is that none of these visualizations is consistently superior over any other. )
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データとあなたが伝えたいストーリ次第で、選べばよい。
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上記のドイツ議会の例だと、円グラフがベストチョイスだと思う。
- SPDとFDPが連立すれば、CDU/CSUを超え、過半数を少し上回ることができる
- この事実は他の棒グラフでははっきりとはわからない
-一般的に、円グラフは - 目標が半分、1/3などはっきりしていると分かりやすい。
- またデータが小さいと良い。
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10.2aの積み上げ棒グラフは少し変に見える。
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一方で、
- ドイツ議会の例で円グラフがベストチョイスという点は、確かに。そのストーリーの場合、割合もラベルの下に載せるとなおよい(今回は50%なので分かりやすいが30%などの場合だと分かりづらい)
- 10.2aの積み上げ棒グラフは少し変に見えるとあるが、そうでもなくない?円グラフを擁護しすぎである。
- 積み上げ棒グラフは用途が少ないのか...確かに円グラフやside-by-sideに比べると中途半端かもしれない(直接比較はできないし、割合も良く分からない。)
10.2 A case for side-by-side bars
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円グラフは適さない例を紹介しよう
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仮に、ABCDEの5社あり、それぞれだいたい20%と、同じような割合をマーケットで占めているとしよう
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連続した3年間を円グラフで比べることはムズカシイ
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マーケットシェアが分からない
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しかし、各都市の中での相対的なマーケットシェア(B、CとDどちらが大きいかなど)は分かりづらい。だから通常おすすめしない
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この場合は、side-by-side棒グラフをおすすめする
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A,Bが増加し、DEは減っていることが分かる。
10.3 A case for stacked bars and stacked densities
- 積み上げ棒グラフについて、構成要素が2つの場合は前述した開始位置が変わる点は解消される
- 例えば議会の女性比率
- ルワンダ(2016年女性の議員の人数がもっとも?多い)を見る。2008年から女性が過半数を占め、2013年には2/3が女性。この移り変わりを可視化したいなら、積み上げ棒グラフ
- 割合の変化を見せたいなら積み上げ棒グラフより、積み上げ密度棒グラフ(Stacked densities)
- 無限になる場合は、いくつも横に積み上げ棒グラフが連立するので、Stacked densitiesに
- stacked densitiesの例として、人々の健康状態
- 一方で限界アリ。この比率の可視化は若い人、年を取っている人が何人いるか分からない。健康な人の人数が変わらなくても、年を取るにつれて全体の人数が減っていたら、割合が減る。これを解決するのが次。
10.4 Visualizing proportions separately as parts of the total
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グレーが全体を表していて、goodは30-40で減少し、fairは変わらないことが分かる。
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次は結婚の状態について。
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一方で上記は、ある時点での関連した比率を見ることができあに。
- stacked densitiesはあまり使ったことがないので、今度使ってみたい。
初めて習った英単語
- omnipresent 遍在する、どこにもいる
- archetypal 典型的な
- maligh 有害な
- parliament 議会
- fraction ごく少数、比、割合
- rectangle 長方形
- vertically/horizontally 垂直方向/水平方向
- categorically 断定的に
- application 適用、応用、活用、利用、使い道、充当
- ruling 統治、判決
- coalition 連立
- have a small majority over~ :過半数{かはんすう}を少し上回って
- critique 批評する
- consecutive 連続した
- obscure 良く見えない
- Marital 結婚生活の
分からなかったところ
- The archetypal such visualization is ~ : ビジュアライゼーションのようなものということか?
- My own opinion is that none of these visualizations is consistently superior over any other.:著者自身の意見としては、これらのどの可視化も他より上位でない?
- which as of 2016 tops the list of countries with the highest proportion of female parliament members. topsなので、上位群にいるorlist of countriesの中でtopなのか