現在のフロー
分析結果の成果物をTableauで納品することが多いが、通常は下記フローで実施している。
①月次や年次等のレポートをcsvやxlsxで受領
↓
②Rやpythonでデータ結合・クレンジング等実施しtsvで出力
↓
③Tableauに読み込ませる
②③については、一度プログラムが完成すれば非エンジニアの人も実行できなくない。
しかしRを見せると、意味不明・英語だらけの画面に抵抗感を感じる人も多い。
だれでも実行できるシステムがないか?という質問に対して、未試行の手法も含め手法とメリデメを備忘しておく。
取り得る手法たち
###【Excel VBA】でRやpythonを実行
Excelにパラメータを入力後、実行ボタンを押す。Rが実行されtsvが吐き出される。手動でTableauのデータを更新。
メリット:Excelは非エンジニアの人には慣れている。既存のRスクリプトを書き直す必要なし。
デメリット:Tableauは手動で更新する必要あり。
###【Alteryx】でRやpythonを実行
Excelにパラメータを入力後、Alteryxで実行ボタンを押す。パラメータを入力したExcelおよび月次レポート等を読込・加工の処理が実行され、Tableau Serverへ自動接続される。
メリット:ボタン一つでTableauのデータ更新まで処理が走る。
デメリット:AlteryxでRを実行することができる(R toolをインストール必要あり)が、データが重いと上手く実行されない。新たにAlteryxで加工プロセスを構築する必要あり。
###【Shiny】でRを実行 (聞いた話なので未試行)
webアプリケーション上でパラメータを入力後、実行ボタンを押す。Rが実行されtsvが吐き出される。手動でTableauのデータを更新 or web上で別の可視化を実施。
メリット:別の可視化を実施する場合は、ボタン一つでデータ更新まで処理が走る。
デメリット:UIをかっこよくするには、htmlなど新たな言語を覚える必要あり。
まとめ
私の知る限り上記3つを取り得ると考える。個人的にはAlteryxが取っつきやすいのでAlteryxから試したが、Rをそのまま使用できない事象が発生したのでVBAにチャレンジしようか考えている。
情報のアップデートがあれば、また追記する。